HYCUで楽々データ保護
第9回 HYCUバックアップ時のデータフローについて

 
こんにちは、HYCUの吉田です。
 

バックアップに限られる話ではありませんが、バックアップやリストア時のデータの流れを理解することはデータ保護環境を設計する上でとても重要です。第7回にサイジングについて、第8回ではHYCUコマンドを利用したスループットデータの取得方法についてご紹介しましたので、今回の第9回ではHYCUによるバックアップ時のデータフローについてご紹介します。
   

バックアップのデータフロー図

図01

 

  • このデータフロー図の通り、仮想マシンのバックアップデータはHYCUコントローラーを経由してバックアップターゲットに保存されます。HYCUコントローラーに複数のNICを追加することで、異なるセグメントのターゲットストレージにバックアップデータを保存できます。これはクラウドストレージを含みます。

  • Nutanix AHV/ESX環境の仮想マシンをバックアップする際、仮想マシンのスナップショットを作成し、その後、Volume Groupを作成の上、スナップショットのクローンからバックアップを取得します。

  • VMware環境の仮想マシンをバックアップする際、仮想マシンのスナップショットを作成し、そのスナップショットからバックアップを取得します。

  • Nutanix FilesのバックアップはHYCUインスタンスの役割であり、HYCUインスタンス経由でバックアップターゲットに保存されます。

  • 物理マシンのバックアップはSMBターゲットに直接保存されます。



リストアのデータフロー図

図02

 

  • 物理マシンおよび仮想マシンのデータリストアはHYCUコントローラーを経由します。フルバックアップと増分バックアップのファイルからリストアする場合でも、内部的に合成してからリストアを実行しますので、リハイドレーション(再構成)をする必要はありません。

  • Nutanix AHV/ESX環境ではNutanix上で保持しているスナップショットからの高速リストアが可能です。(Fast Restore)

  • Nutanix FilesへのファイルリストアはHYCUインスタンスの役割であり、HYCUインスタンス経由でファイルがリストアされます。

 
最後にネットワーク図をご紹介します。HYCUコントローラーとHYCUインスタンスは仮想アプライアンスとして提供していますので、HYCU側でファイアウォールの設定を行う必要はありません。ネットワーク側で必要なポートだけを通過させる場合、こちらの図が参考になります。詳細な情報はユーザーガイドにも記載していますので、是非そちらを参照ください。
この図の通り、HYCU製品が通信で使うTCPポートはそれほど多くないことが分かると思います。
 
 

ネットワーク図

図03

 
 
いかがでしょうか。HYCU製品の設計やトラブルシューティングに役立つと幸いです。
 

HYCUは45日間使用できる評価版をご提供しておりますので、是非ご活用ください。

 
どうもありがとうございました。