[Peripheral]コンパクトな筐体に充実の機能を搭載「DCP-J973N-W/B」ブラザー販売

価格:オープンプライス http://www.brother.co.jp/

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 ブラザー販売は、スマートフォンから名刺やディスクレーベルの印刷が行えるインクジェットプリンター「DCP-J973N-W/B」を発売している。

 DCP-J973N-W/Bは、有線&無線LAN、自動両面プリント、レーベルプリント、ADF(自動原稿送り装置)、Wi-Fi Direct、NFCといった機能を充実させた製品だ。プリンターとしてだけでなく、スキャナーやコピー機としても活用できる。前述したとおりADFを搭載しているため、最大20枚の原稿を連続読み取り可能だ。

 本体サイズは幅400×奥行き341×高さ172mm(突起部除く)とコンパクトで、柔軟に設置ができる。用紙トレイは前面用紙トレイと背面の手差しトレイの二種類用意されており、手差しトレイを使用する場合、開くためのスペースは必要だ。しかしメインで使用するのは前面用紙トレイが多いため、高さが限られた棚においた場合などでも給紙が容易に行える。

 前面用紙トレイは2種類の用紙を同時にセットできる2段構造を採用しており、A4用紙とL判やはがきサイズの用紙を一緒にセットしておける。この2段構造の用紙トレイは、印刷するコンテンツに応じて手動でトレイを切り替える必要があるので注意が必要だ。具体的には、用紙トレイを引き出すと青いレバーがあるためL判印刷時にはレバーを置くにずらし、A4印刷時はレバーを手前に引くといったワンアクションを挟む必要がある。

DCP-J973N-W/B

スマートフォンから写真や名刺の印刷が可能

 本製品は無線LANに対応しており、本体のみでWi-Fiルーターへの接続が可能だ。操作は本体前面に備えられたタッチパネルから行えるため、非常に直感的に設定できる。無論PCを経由しての設定も可能だ。

 無線LANに接続すれば、専用アプリ「Brother iPrint&Scan」をインストールしたスマートフォンやタブレットから、写真やドキュメント、Webページを印刷できる。実際にスマートフォンから写真を幾つか印刷してみたが、染料カラーインク&顔料ブラックインクを採用しているだけあって非常に鮮やかな発色で印刷できた。ちなみに本製品で新しく対応した富士フイルムのインクジェットペーパー「画彩 写真仕上げPro」用の専用モードはスマートフォンからでは使用できないため、PCから印刷をする必要がある。

 また、冒頭に述べたように本製品はスマートフォンからの名刺印刷に対応している。専用アプリ「Brother 名刺・カードプリント」を使用すれば、アプリ上のテンプレートを選択して、必要事項を入力するだけで簡単に名刺を作成できる。あとは名刺用の用紙に印刷するだけでよい。

 次回作成する際は前回作成した名刺のデータをそのまま流用できるよう内部に入力記録が保存されているため、入力の手間が省ける。スマートフォンから簡単に名刺が印刷でき、スキャナーやコピー機能も備えた本製品は、ビジネスシーンでも有効に活用できるだろう。

(松尾 澪)

DCP-J973N-W/B
DCP-J973N-W/B

▲前面の用紙トレイはA4用紙とL判およびはがきなど2種類の用紙セットできる2段構造となっている。

DCP-J973N-W/B

▲Brother 名刺・カードプリントのアプリ上には多数のテンプレートが収録されており、スマートフォン上で名刺のデザインから出力まで対応可能だ。

(PC-Webzine2018年2月号掲載記事)

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