[Goods]
視認性の高い2.4インチのタッチパネルを搭載
「POCKETALK W グローバル通信(2年)付き」
ソースネクスト

価格(税込):3万2,270円 http://sourcenext.co.jp/

Technology
Usability
Cost-performance

 ソースネクストは互いの国の言葉を話せなくても、双方向のコミュニケーションを可能にする通訳機「POCKETALK W」を発売した。2.4インチのタッチパネルを搭載し、英語、スペイン語からジョージア語やスワヒリ語など74言語の翻訳が可能だ。インド英語といった国や地域ごとに異なるアクセントにも対応する。

 本製品はグローバル通信(2年)付きの端末と、利用時にWi-Fiの環境が必要となるグローバル通信なしの端末2種類のラインアップが用意されている。グローバル通信付きは、専用のeSIMを内蔵している。通信キャリアとの契約が不要でネットワークの設定をしなくてもすぐに使用可能だ。検証ではグローバル通信付きの端末を利用した。

 まず本体の電源を入れ、翻訳する言語を設定する。液晶画面の左下、右下に言語名が表示されており、本体正面に付いている左右2つの音声入力ボタンと連動している。

 例えば、自分は日本語を話し、相手が英語を話す場合は左のボタンを“日本語”に設定、右のボタンを“英語”に設定すると日本語→英語の翻訳ができるようになる。

 言語の設定が完了すればあとは本製品に向かって翻訳したい言葉を話し掛けるだけだ。自分が話す言語側の音声入力ボタンを長押ししながら翻訳したい言葉を話すと、話し掛けた言葉がそれぞれの言語で文章化され、本体から翻訳された音声が読み上げられる。マイクの性能も良く小声で話しても、一言一句も漏らすことなく翻訳できた。翻訳にかかるスピードは時間差などもなく、テンポよく会話を進められるだろう。

POCKETALK W グローバル通信(2年)付き

Webブラウザー上で翻訳結果を確認

 検証においては、世界中の著名人による講演会を開催・配信している「TED」のWebサイト上にアップされたプレゼンテーション動画を利用し、国連公用語である英語、スペイン語、中国語のプレゼンテーションの一部をPOCKETALK Wに聞き取らせて翻訳した。

 動画に字幕を表示させ、聞き取らせた翻訳が合っているかを確かめた。3言語とも聞き間違えることもなく、録音された音声でも内容を把握できた。専門用語などが頻繁に使われると、本来の翻訳と異なる部分も出てきたが、履歴に読み取った文章が残るので、文脈からの判断で文章を理解することができた。

 会話の履歴は本体に1万件保存できる。翻訳履歴を確認できるWebサービスの「POCKETALKセンター」を利用するとPCやスマートフォンから、翻訳した文章を確認可能だ。会話の履歴を記録として残せるため、会議の議事録代わりにもなりビジネスでも有効活用できそうだ。

(安藤耕作)

POCKETALK W グローバル通信(2年)付き

▲言語一覧から翻訳したい言語を選択する。音声検索で簡単に言語を選択することも可能だ。

POCKETALK W グローバル通信(2年)付き

▲翻訳した文章は履歴として見返すことができる。

(PC-Webzine2018年10月号掲載記事)

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