[Peripheral]
原稿台より大きなB4サイズにも対応
「CanoScan LiDE 400」キヤノン

価格(税込):オープンプライス https://canon.jp/

Technology
Usability
Cost-performance

 キヤノンはフラットベッドスキャナー「CanoScan LiDE 400」を発売した。本体天板部分にヘアライン仕上げを施しており、高級感のあるデザインだ。従来機種「CanoScan LiDE 220」と比較し、スキャン速度を短縮させた。A4カラーの原稿はLiDE 220よりも約2秒短い約8秒(300dpi設定時)で読み取れる。

 本体と接続するPCには、付属のユーティリティソフトウェア「IJ Scan Utility」が必要となる。IJ Scan Utilityでは「文書」「写真」「貼り合わせ」といった原稿の種類や目的に合わせた設定でスキャンができる。文書や雑誌の文字をくっきり表示させたい場合は「文書」、写真や画像の被写体の輪郭を強調して鮮明に表示させたい場合は「写真」というように目的別にスキャンの設定を選択すればよいので、操作が簡単だった。

「貼り合わせ」機能を使えば原稿台よりも大きなB4サイズやA3サイズのスキャンも可能だ。本製品はA4サイズに対応しており、B4サイズを取り込む場合は原稿台に収まらず、片面ずつスキャンする必要がある。一般的な機種は片面のデータがページ単位でデータ化されるため、内容の確認がしにくいという欠点があるが、この機能を使えば片面ずつスキャンした場合でも、貼り合わせたイメージ画像が表示される。画像はユーザー自身が配置を調整したり、画像の不要な部分を取り除いたりできる。実際にB4サイズの用紙を片面ずつスキャンしてみたが、貼り合わせ部分の境目の目立ちやズレもなくPDF化できた。

CanoScan LiDE 400

五つのEZボタンで簡単操作

 本体には「EZボタン」と呼ばれるPDFボタン、PDF終了ボタン、AUTO SCANボタン、COPYボタン、SENDボタンの五つのスキャナーボタンを備える。例えばSENDボタンを押せば、スキャン画像をDropboxやOneDriveなどの指定したクラウドサービスに保存できるため、PCレスで使えて便利だ。クラウドサービスとの連携はIJ Scan Utilityで事前に設定する必要がある。

 付属の専用スタンドを使用すれば縦置きした状態でスキャンも可能だ。オフィスのデスク周りに常時設置しておく場合なども設置スペースを取らずに済む。

(安藤耕作)

CanoScan LiDE 400

▲本体に配置されたEZボタン。ボタンを押すとすぐにスキャンを実行する。読み取った文字部分の情報をファイル検索時に認識できるようにする機能も搭載している。

CanoScan LiDE 400

▲専用のスタンドを取り付ければ本体を立てて置ける。

(PC-Webzine2018年11月号掲載記事)

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