ヴイエムウェア販売支援サイト

クラウドパートナー向けのプログラムです。
自社保有のハードウェア上でVMwareで仮想環境を構築し、他のユーザへ有償で仮想マシンの貸出等を行う際に必要となるライセンス形態です。おもにIaaS（Infrastructure as a Service）や、仮想マシンのホスティングサービスなどが該当します。これらのサービスを、通常ライセンスで展開してしまうと、ライセンス違反となります。

VCPPの契約を行うためには、次の要件を満たす必要があります。
＞VMware Partner Connect のEnrolled Authorizedパートナー以上の登録
＞VMware Operations Professional - Cloud Provider（VOP-CP）の認定（1名以上）

VOP-CPについて
VOP-CPは、Web上で受講可能なVMwareのサブスクリプションに関する認定資格です。受講手順は以下をご参照下さい。

レンタルライセンスでは、需要製品が含まれる「基本製品」をベースに、「オプション製品」を追加して頂くことが可能です。「基本製品」と「オプション製品」には予約メモリ月間使用量１GB当たりのポイント数が定められており、「利用ポイント」の計算基準になります。
「オプション製品」で選択できる製品については、別途お問合せください。

レンタルライセンスの月額料金は、1ヶ月ごとの「利用ポイント」の料金を計算し、お支払い頂きます。クラウドパートナー様には月額料金の基本となる「契約ポイント」を選択頂きます。選択した「契約ポイント」を「利用ポイント」が超過した場合、その超過分のポイント（ここでは「超過ポイント」と呼びます）についてもお支払い頂きます。
ポイントごとに価格が決まっておりますので、詳細は弊社営業までお問い合わせください。

①「 利用ポイント」が「契約ポイント」を超過した場合
超過した場合の「利用ポイント」の料金は、「契約ポイント」の料金と「超過ポイント」の料金の合計となります。

②「 利用ポイント」が「契約ポイント」以下の場合
「契約ポイント」の料金をお支払い頂きます。
※利用初月に限り②の場合、「利用ポイント」の料金のみお支払い頂きます。利用初月に契約ポイントを超過した場合は、①の通りお支払い頂きます。

電源オン状態の仮想マシンに割り当てたメモリ（vRAM）のうち、予約メモリの利用時間（予約メモリの月間使用量）がポイントの計算対象となります（電源オフ状態の仮想マシンは、課金対象外となります）。ただし、予約メモリが割り当てメモリの50%未満の場合でも、50%が予約されているものとみなして計算されます。また、計算対象になる予約メモリ容量は最大24GBとなります。

予約メモリの月間使用量の計算例  ※1ヶ月30日間としています。

仮想マシンに割り当てたvRAMが10GBであり、そのうち70%を予約メモリとして、月間100%（720時間）利用していた場合

MSPプログラムには複数の契約が提供されており、それぞれ利用できる製品が異なります。

Mobility MSPでは、VMware Workspace ONEのエディションをご選択頂きます。Workspace ONEのライセンス権はMobility MSPの料金に含まれているため、別途購入していただく必要はございません。

Mobility MSPでは2種類の契約形態が存在します。すべてのパートナーが選択できるAタイプと、レンタルライセンスを既存で契約して
いるパートナーのみが選択できるBタイプがございます。料金単位はユーザーまたはデバイスごとになります。

Aタイプ

新規と既存のいずれのパートナーも購入できるタイプです。このタイプでは、「定額料金」と「超過料金」が発生いたします。「超過料金」については、「定額料金」を越える使用量があった場合に発生する料金です。レベルが上がっていくにつれ、「定額料金」が上がりますが、割引率が高くなります。

Bタイプ

既存でレンタルライセンスを契約しているパートナーが契約することのできるタイプです。このタイプでは、使用量に応じた料金が発生し、「定額料金」は存在しません。既存で契約しているレンタルライセンスの契約ポイント数によって、契約できるレベルが決定します。

共有 - 共有型

VMwareのデータセンター内で、複数のクラウドパートナーが、共有の環境を持ちます（マルチテナントMSP環境）。各クラウドパートナーの顧客は複数の顧客による共有の環境（マルチテナント）を持ちます。

専用 - 共有型

VMwareのデータセンター内で、各クラウドパートナーが専用の環境（シングルテナントMSP環境）を持ちます。各クラウドパートナーの顧客はマルチテナントを持ちます。

専用 - 専用型（マネージドホスト型）

VMwareのデータセンター内で、クラウドパートナーが顧客専用のシングルテナントMSP環境を持ちます。

Mobility MSP 環境設定の比較

導入例
仮想マシン30台すべてに、vRAM 16GBを100%予約し、月間使用時間100%（720時間）ご利用の場合

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