Horizon Cloud on Azure 検証してみた 
-Horizon Cloud管理コンソールの歩き方編-

皆さま、こんにちは。
VMware担当の田畑です。

今回のコラムでは、Horizon Cloud管理コンソールの歩き方をご紹介いたします。
管理コンソールの紹介をするにあたって、今回は「VMware Test Drive」を利用させていただきました。
https://portal.vmtestdrive.com/products/digital-workspace
※アカウントの作成が必要になります

Horizon Cloud管理コンソールは下記URLからログインすることができます。
https://cloud.horizon.vmware.com/

Horizon Cloud管理コンソールでは下記4つの項目に分けて管理、監視することが可能です。

■ 監視
■ 割り当て
■ インベントリ
■ 設定

今回は監視・設定の項目でどの様なことができるのかを簡単にご紹介させていただきます。
割り当て・インベントリに関しては下記コラムにてご確認ください。
「Horizon Cloud on Azure 検証してみた -デスクトップ割り当て編-」
https://www.idaten.ne.jp/portal/page/out/secolumn/vmware/column100.html

監視

監視の項目では、「ダッシュボード」「アクティビティ」「レポート」「通知」の4種類がございます。

詳細は下記Docsからご確認いただけます。
「Horizon Cloud 管理コンソール の [監視] メニューについて」
https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.admin15/GUID-C6C32E28-E36D-4531-B1CE-805EB88CA444.html

ダッシュボード
ダッシュボードの概要タブでは、主にポッドの情報を確認することができます。

セッションタブでは、ポッドごとに、より詳細なセッションステータスやリソース使用率を確認することができます。

アクティビティ
アクティビティではイベント一覧のステータスが表示されます。
例えば、キャプチャ内のように仮想マシンのパワーオン/オフなどを確認することができます。

レポート
レポートでは、下記項目に関する情報を確認、エクスポートすることが可能です。

例えば「ユーザー使用量レポート」をクリックすると、ユーザー名や使用状況を確認することができます。

「VDIアプリケーションの使用状況」では、使用しているアプリケーションを監視することも可能です。

通知
システム(ポッド関連や緊急時にドメインバインドアカウントにてログインした際など)に関する通知情報が表示されます。
通知に関しては管理コンソールの上段タブにあるベルアイコンからも確認することができます。

設定

Horizon Cloud環境全体の設定や新たなポッドの追加などの設定を行うことができます。
今回はいくつかの項目に絞ってご紹介いたします。

詳細は下記Docsからご確認いただけます。
「Horizon Cloud 管理コンソール の [設定] メニューについて」
https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/hzncloudmsazure.admin15/GUID-EBC2FCA8-8C45-45E1-9FE1-2B1EA45761A2.html

全般設定
全般設定ではHorizon Cloud環境全体に対しての設定が行えます。
例えば、Horizon Cloud管理コンソールにログイン可能なMy VMwareアカウントや、管理コンソールのセッションタイムアウトの時間などを編集することが可能です。

Active Directory
ドメインバインドユーザーの変更やドメイン参加アカウントの編集等が可能です。

キャパシティ
現在展開しているポッドを確認することができます。
ポッド名をクリックすることによって詳細情報の確認や編集、削除も可能です。

また、新規ポッドの展開もキャパシティから行うことができます。

仮想マシンのタイプとサイズ
仮想マシンのタイプとサイズはHorizon Cloud on Azureのみの項目になります。
ファーム作成時に選択できる仮想マシンタイプをここから管理することができます。

はじめに
初めてHorizon Cloud管理コンソールにログインした際のデフォルトのページになります。
赤枠の項目を上から順番に設定していくことで、Horizon Cloud環境を構築することができます。

今回のコラムはここまでになります。
今まで継続してHorizon Cloud on Azureについてまとめてまいりましたが、本コラムにて一区切りとさせていただきます。
本コラムが皆様のお役に立てると幸いです。

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