VMwareハンズオンラボのご紹介

ハンズオンラボで気軽にVMware製品体験!

こんにちは、VMware担当の笹崎です。

突然ですが、VMware HOL Online (以下「VMwareハンズオンラボ」)はご存知でしょうか。
https://labs.hol.vmware.com/

VMwareハンズオンラボはVMwareの新製品・新機能などを気軽に試せるサービスです。
アカウントとWebブラウザさえあれば無料で何度でも利用でき、環境構築する手間なく実機に限りなく近い環境を操作できるため、提案から技術習得まで色々な場面で役立ちます。

しかし、DIS主催のvSphereハンズオントレーニングの参加者様にハンズオンラボの紹介をするのですが、「こんな便利なサービス今まで知らなかった」と言われて意外と認知度が低い事実に驚くことも少なくありません。

このままでは非常に勿体無い!というわけで、今回はそんなハンズオンラボを皆さんに使ってもらうべく、アカウント作成手順や便利な使い方を紹介します。

目次


既にアカウントをお持ちの方は本手順をスキップしてハンズオンラボを探そうに進んでください。
※My VMwareやPartner Centralのアカウントとは異なります。

1.https://labs.hol.vmware.com/にアクセスします。

2.画面右上のLOGIN/REGISTER]をクリックし、ログイン画面を表示します。


3.ログイン画面内の[Register?] をクリックします。


4.新規ユーザーの登録画面にて、ご自身のメールアドレス、姓名を入力しCAPTCHAにチェックを入れ[SIGNUP]ボタンを押します。
メールアドレスは、個人のYahooやGmailアカウントも利用できます。個人アカウントで気軽に始められるのもVMwareハンズオンラボの強みです。


5.入力したメールアドレス宛に送られた本登録用のURLにアクセスします。


6.“秘密の質問”と“答え”を入力します。
質問文は好きなものを入力できますので自分だけが分かる質問に書き換えましょう。


7.パスワードを設定します


8.画面の指示通りホーム画面に戻り、ログインに成功していることを確認します。
次に言語設定をするため、画面右上の[MY PROFILE]をクリックします。


9.[Preferences]内の項目をそれぞれ下記の通り選択し、[SAVE CHANGES]をクリックします。

Language :日本語
Location :Asia Pacific
Time Zone :Asia/Tokyo
この設定をすることで、ログイン時に日本語表示に切り替わるようになります。

これでアカウント作成とログインは完了しました。


ラボを探す手段は幾つかありますがその中でも一番のおすすめは、ハンズオンラボのマニュアル専用サイトから検索する方法です。
http://docs.hol.vmware.com/

ここではラボの公開年度、製品名、対応言語、フリーキーワードでラボを検索することができます。
目的の製品を選択するか、機能名で検索するのが一般的な使い方かと思います。

目的のラボが見つかったら、一番右の項目”Documentation”からマニュアルを開きます。
HTMLかPDF、好きな方を選びましょう。
日本語マニュアルがなくても、英語のHTML版マニュアルを開いてページ丸ごと機械翻訳をかけることでも、殆ど支障なく読み進めることができます。



 

ハンズオンラボに戻り、左メニューで[すべてのラボ]を選択し、中央上部の検索欄に先ほどマニュアル専用サイトで見つけたラボ名(“HOL-19xx-01-xxx”)をコピー&ペーストします。

対象のラボが表示されますので、[登録]ボタンを押し、次の画面で[このラボを開始]ボタンを押します。

開始ボタンを押すとハンズオン環境の展開が始まり、数十秒~数分で終わります。
しばらく待つとメインコンソールのWindowsデスクトップが表示され、画面右下の[Lab Status]でラボの展開状況が確認できます。

Checking vESXi”などのステータスであれば展開中なので、そのまま待ってください。

Readyになれば展開完了です。

Failed”や”Timeout”などのステータスになった場合は展開に失敗しています。

画面上部の終了ボタンからラボを終了して、やり直しましょう。



ラボ環境はデフォルトで英語圏用の設定になっています。
環境展開後はまず設定変更し、できるだけ使いやすくしましょう。


・利用時間の延長
利用時間はデフォルトで1時間30分、最大9時間30分です。
画面上部の延長ボタンを押して延長しましょう。

・「ANSI 以外の US キーボード レイアウトを修正」にチェック
画面右上の歯車アイコンをクリックし、「ANSI 以外の US キーボード レイアウトを修正」にチェックを入れます。
これにより、手元のキーボードレイアウト通りにメインコンソール内でキー入力できるようになります。

・Windowsの画面サイズを拡大
デスクトップを右クリック⇒[Screen Resolution]を選択します。
[Resolution]の項目にて”1280 x 800”を選択します。

・Windowsの使用言語を日本語に変更
スタートメニュー⇒[Control Panel]⇒[Language]を開きます。
[日本語]を選択した状態で[Move Up]をクリックし、[日本語]を一番上に移動します。

・WindowsのタイムゾーンをTokyo(UTC +9:00)にあわせる
タスクバー右下の時計をクリック⇒[Change date and time settings...]⇒[Change time zone]をクリックします。
[Time zone]にて”(UTC+09:00) Osaka, Sapporo, Tokyo”を選択します。

・Chromeの言語設定を日本語に変更
Chromeの設定⇒[Advanced]をクリック、[Languages]内の[Language]を選択します。
”Japanese”の[…]をクリックし、”Move to the top”を選択します。

再度 ”Japanese”の[…]をクリックし、”Display Google Chrome in this language”にチェックを入れ、Chromeを再起動します。
これで日本語対応しているUIは全て日本語で開けるようになりました。


あとはマニュアル通りに進めたり、興味のある機能を操作してみたりとご自身の目的に合わせて自由にラボ環境を利用しましょう。


ラボを終了しない限り、制限時間内であれば環境は保持されます。
間違えてブラウザを閉じてしまった場合は、もう一度アクセスすることで復帰できます。



最後に、個人的に使ってみて面白かった&役に立ったハンズオンラボをご紹介します。

※日本語マニュアルについて、基礎(101)や入門(Getting Started)のラボであれば、vFORUMの際に追加されることが多いです。気になる方はチェックしておきましょう。
※VMwareの2019年度は2018年2月~2019年1月となります。


仮想化の基礎
・仮想化を学びたい、vSphereに触ったことがない人向けのラボです。
 vSphereの主要機能を一通り操作することができます。


vSAN 入門
・vSANの基本操作を知りたい人向けのラボです。
 操作だけではなく、概念などの説明も豊富です。


NSX Data Center for vSphere 入門
・NSXの基本機能を紹介したラボです。
 論理スイッチ、論理ルータ、Edgeなどを実際に操作しながら概論を学ぶことができます。


Horizon 7 Enterprise はじめに
・初めてHorizonで仮想デスクトップ環境を作る人向けのラボです。
 基本コンポーネントの概論に始まり、仮想デスクトップに関する一連の操作が可能です。


NSX 分散ファイアウォールによるマイクロセクメンテーション
・分散ファイアウォールで何ができるのかを知りたい人向けのラボです。
 セキュリティグループやActive Directoryオブジェクトを利用したファイアウォールルール設定の操作が可能です。


Site Recovery Manager データセンター移行と災害復旧(DR)
・Site Recovery Managerの基本機能を理解できるラボです。
 フェイルオーバー/フェイルバック、及びその際の仮想マシン設定の操作が可能です。



いかがでしたでしょうか。
本コラムが、皆様の快適なVMwareライフの助けになれば幸いです。

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