CPU単位ライセンスの課金体系変更について

皆様こんにちは!
VMware担当の戸部です。

2020/2/3にVMwareから「CPU単位ライセンスの課金体系の変更」についての発表がございました。
※Update to VMware’s per-CPU Pricing Model (※英語のみ)
https://www.vmware.com/company/news/updates/cpu-pricing-model-update-feb-2020.html

今回の変更について簡単に本コラムにてまとめてみましたので、是非ご参考ください!

<どう変わるの?>

従来のCPU単位ライセンスはあくまでもプロセッサ(ソケット)数でカウントし、CPUコア数はライセンス数に影響がありませんでした。

  • 従来イメージ

    プロセッサ数でカウントするため、32コア CPUでも64コア CPUでも必要なライセンスは1式のみになります。

    従来イメージ

    ただし、2020/4/2より変更される新課金体系では1プロセッサ(ソケット)あたり最大32コアに上限が設定されました!
    そのため、もしCPUプロセッサに32を超えるコアがある場合は、都度追加のCPUライセンスをご購入いただく必要がございます。

  • 変更後イメージ(1)・・・1プロセッサの場合

    1プロセッサあたり32コアが上限となるため、1CPU 32コアの場合での必要ライセンスは1式となりますが、1CPU 64コアの場合その必要ライセンスは2式になります。

  • 変更後イメージ(2)・・・2プロセッサの場合

    1CPU 32コアの場合、1CPUごとのコア数が32コア以内のため必要ライセンスは計2式になります。
    一方、1CPU 64コアの場合1CPUごとのコア数が32を超えるため、各CPUでライセンスが2式必要となり、2CPUライセンス×2プロセッサで計4式のライセンスが必要となります。

<対象となる製品>

CPU単位ライセンスが提供されている下記製品が対象となります。

・Cloud Foundation ・vRealize Automation
・vSphere(AK含む) ・vRealize Business for Cloud
・vSAN ・vRealize Code Stream
・NSX Data Center (per CPU) ・vRealize Log Insight
・vCloud Suite ・vRealize Network Insight(per CPU)
・vRealize Suite ・vRealize Operations
・Integrated OpenStack

<FAQ>

  • Q

    ソケットあたり33コアを越えた場合、ライセンス同様に保守も追加で購入する必要がありますか?

  • Q

    マルチスレッド(ハイパースレッディングなど)はコア数のカウントに影響しますか?

最後までご覧いただきありがとうございます!
本コラムが皆様のお役に立てることができましたら幸いです!

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