vSphere 7/vCenter Server 7の製品体系

皆様こんにちは!VMware担当の西澤です。
先日、vSphereとvCenter Serverにそれぞれ新バージョン『7』がリリースされました。
そこで今回は、新バージョンのエディションのご紹介も兼ねまして、vSphereとvCenter Serverのエディション体系について、改めて整理させていただきます!

現在は英語版のみのご案内となりますが、vSphere 7、vCenter Server 7の エディション別機能一覧表は下記となります。
https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/products/vsphere/vmware-vsphere-vsom-pricing-whitepaper.pdf
こちらを参考に、私なりにまとめてみました!

※2020年5月1日時点の情報です。

<vSphere 7の製品体系>

vSphere 7のエディションを一覧にすると下記の通りとなります!

vSphere 7は5種類、vSphere 7 Acceleration Kitは2種類のエディションからなっています。
まずはvSphere 7から、それぞれのエディションを簡単にご説明させていただきます。

  • Essentials Kit

    小規模オフィスに最適です。vSphereの機能はあまり付随しておりませんが、最も安価なエディションとなります。物理サーバー3台(各2CPU以内)までインストール可能です。
    キット内容: vSphere×6CPUとvCenter Server×1式。

  • Essentials Plus Kit

    小規模環境に最適です。Essentials Kitの機能に、vSphere vMotion、vSphere HAなどさまざまな機能が追加されているエディションになります。物理サーバー3台(各2CPU以内)までインストール可能です。
    キット内容:vSphere×6CPU分とvCenter Server×1式。

  • Standard

    キット製品ではなく、CPU単位で購入する製品です。こちらはEssentials Plus Kit でご説明した機能に加え、Storage vMotion、Enhanced vMotion Compatibilityなどが使用できます。

  • Enterprise Plus

    vSphereの全機能が使用可能です。仮想マシンを最適なESXiサーバー上に自動移行させるDRS機能や、機密情報の含まれる仮想マシンを暗号化するVM encryption機能などを使用することができます。

  • Desktop

    VDI環境でのみ使用可能なライセンスです。機能はEnterprise Plus と同じく、vSphereの全機能を使用することができます。こちらは100VM単位での購入になります。

導入先の規模や使用したい機能を踏まえご検討ください。DesktopはVDI環境のみの対応となりますのでご注意ください。
また、vSphere 7のライセンスのカウント方法は、物理サーバーのCPU数(32コア上限)でカウントします。物理CPUが33コア以上の場合は、ライセンス及び保守を追加する必要があります。vSphere Essentials Kit及びEssentials Plus Kit は、各サーバー最大32コアの2CPUまたは、最大64コアの1CPUに適用可能です(物理サーバー3台まで)。詳細は下記をご確認ください。
https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/product/vmware-product-guide.pdf
Desktopのみ、構築する仮想マシン数でカウントします。ライセンスのカウント方法については以前のコラムに記載がございますので、詳細は下記をご覧ください!
https://www.idaten.ne.jp/portal/page/out/secolumn/vmware/column66.html

ちなみに、表には入れていませんがPlatinumとScale-Outというエディションも存在します。しかし、こちらについては注意事項がございますのでご紹介させていただきます。

  • Platinum

    Platinumエディションは2020/4/2に提供が終了したエディションになります。
    詳細は下記KBをご確認ください。
    https://kb.vmware.com/s/article/77536?lang=ja

  • Scale-Out

    vSphere Scale-Outは日本では取り扱いがありません。

続いて、vSphere 7 Acceleration Kitのご説明をさせていただきます!<br>
※Standard Acceleration Kitには2種類の購入方法があります。詳しくは下記にてご紹介します。

  • Standard Acceleration Kit for 6processors

    キット内容:vSphere Standard×6CPU分とvCenter Server Standard×1式。

  • Standard Acceleration Kit for 8processors

    キット内容:vSphere Standard×8CPU分とvCenter Server Foundation×1式。

  • Enterprise Plus Acceleration Kit

    キット内容:vSphere Enterprise Plus×6CPU分とvCenter Server Standard×1式。

こちらのAcceleration Kitを含めたお見積もりのほうが、すべて単体でご購入いただくよりも安価となります。ただし、Acceleration Kitは1拠点につき1ライセンスまでとなっておりますのでご注意ください!また、vSphereライセンスが6CPU(8CPU)で足りない場合、vSphereをCPU単位で追加購入する形になります。
ライセンスのカウント方法は、CPU単位と同様に、物理CPUが33コア以上の場合追加購入する必要があります。

<vCenter Server 7の製品体系>

続いて、vCenter Server 7のエディションは下記となります!

こちらもエディションの違いを簡単にご説明させていただきます。

  • Essentials

    vSphere Essentials Kit及びEssentials Plus Kitに付属しています。vSphere Essentials Kit及びEssentials Plus Kitで提供されるESXiを最大3台まで統合管理可能です。

  • Foundation

    ESXiを最大4台まで管理可能です。

  • Standard

    ESXiを台数無制限で管理可能です。

 vCenter Server 7は、ESXiを何台統合管理したいかで選定するエディションが変わります。EssentialsはvSphere Essentials Kitに付属しているものなので、通常購入は不可となりますのでご注意ください。
 vCenter Server 7からEssentialsとFoundationでも、vCenter High Availability、vCenter Backup and Restore、vCenter Server Appliance Migrationの機能が使用可能となりました。Standardですとさらに、VMware vCenter Hybrid Linked Mode、vCenter Server Profileの機能も使用可能となります!


今回は以上となります。
vSphereとvCenter Serverのエディション選定で迷われている方は、是非本コラムを参考にしてみてくださいね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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