Cisco 担当者コラム
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Collaboration 第164回 「Zoom Meetings for Cisco Roomsのご紹介 ~CiscoデバイスでZoomがネイティブ体験に進化~」
こんにちは。ダイワボウ情報システム株式会社で、シスココラボレーション製品を担当しているエンジニアの斎藤です。
2026年3月に大きなアップデートがあり、ついにCiscoの会議デバイスでZoomのネイティブ体験が可能になりました。本記事では、具体的にどのようなアップデートなのか、またどのように利用できるのかについてご紹介します。
■CiscoデバイスでZoomはどう変わったのか?
従来、CiscoデバイスからZoom会議に参加する場合は、「SIP接続(CRC)」や「WebRTC接続」といった方式で実現していました。しかしこの方式では、Cisco OSからサードパーティ会議へ接続する形となるため、以下のような課題がありました。
・一部機能が利用できない
・操作性が異なる(使い勝手が悪い)
・パスコード入力や英語アナウンスなどにより接続しづらいケースがある
こうした背景に対し、今回のアップデートでは「ZoomアプリをCiscoデバイス上で直接起動できる」ようになりました!
これにより、以下のような点が実現されています。
・Zoom専用UIでの操作が可能
・ギャラリービューやレイアウトもZoom準拠
・フル機能に近い形での利用が可能
本機能を導入することで、具体的に、以下のようなメリットがあります。
1.デバイス統一が可能 ⇒ 会議ツールごとに端末を分ける必要がなくなる
2.ユーザー教育コスト削減 ⇒ 操作方法が統一される
3.投資保護(将来変更にも強い) ⇒ 会議ツールが変わっても機器はそのまま使える
4.会議品質はCisco基準 ⇒AIカメラ/ノイズ除去/高音質マイクはどのプラットフォームでも活用可
操作性・接続性が大きく向上しながらも、Ciscoデバイスに内蔵されている高性能なカメラや音声処理はそのまま利用できます。Zoom会議を日常的に利用されている環境では、有効化を強くおすすめしたい機能です。
それでは次に、設定・導入方法についてご紹介します。
■Zoom for Cisco Rooms の有効化手順
Zoomfor Cisco Roomsの有効化は非常にシンプルで、Control Hub(admin.webex.com)上で「新しいZoom」にチェックを入れるだけで完了します。
チェックを有効化すると、未使用状態の端末には即座にアップデートが適用されます。なお、端末が利用中の場合は、会議終了後にアップデートが実行されます。
一点、設定時の注意事項ですが、本設定は組織単位での有効化となり、端末ごとの個別設定はできません。そのため、事前検証を行う場合でも全端末に適用される点にご注意ください。
導入前には、影響範囲を確認したうえで実施することをおすすめします。
■Zoom for Cisco Rooms 使ってみた
接続前の操作はこれまでと大きく変わりませんが、会議に接続した瞬間から従来とは異なるUIが表示されます。
実際に接続してみると、PCに近いウィンドウ表示と操作感でコントロールが可能となり、直感的に操作できる印象でした。
また、AI Companion(議事録機能)やレイアウト変更、カメラ操作も行いやすくなっており、全体的に使い勝手が向上しています。
■まとめ
Ciscoデバイスのマルチプラットフォーム対応に関しては、これまで、Microsoft Teamsについては専用モード(MTRやVIMTなど)が提供されていましたが、今回のアップデートにより、Zoom会議においても同様に高い利便性が実現されました。これにより、Ciscoデバイスは、本当の意味で「マルチプラットフォームに対応した会議デバイス」と言えるのではないでしょうか。
今後のご提案においては、「どのWeb会議ツールでも快適に利用できる会議環境」を実現するソリューションとして、ぜひCiscoデバイスをご提案にご活用いただければと思います。
本記事の詳細情報は下記にてご確認いただけますので、併せてご参照ください。
・Zoom for Cisco Rooms(英語)
https://roomos.cisco.com/doc/Zoom/Zoom
・【Webexヘルプセンター】Board、Desk、Room シリーズで Zoom ミーティングを有効にする
https://help.webex.com/ja-jp/article/zai3j4/
今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
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