チャレンジAWS

AWSインフラ構築スターターパックを利用して
AWS環境を手に入れてみませんか?

こんにちは。
AWS技術担当の小川です。

前回はAWSへの第一歩を支援する教育サービス「さわって理解するAWSハンズオン基礎講座」を紹介させていただきました。その他にもお客様のご希望に合わせたAWS技術支援サービスを提供しているので、是非ご覧ください!

それでは本題に入っていきたいと思います。

今回は弊社が提供する「AWSインフラ構築スターターパック」のご紹介です!

こちらのサービスは、AWSの構築に不安がある方や新たにAWSを始めてみたい!というお客様に向け、AWS環境を提供するサービスとなっております。本サービスは幅広いAWSサービスの構築が可能となっており、私自身もイチオシのサービスです!

AWSインフラ構築スターターパック

AWSインフラ構築スターターパックは基本セットに加え、お客様の要件に合わせてオプションメニューを追加し、柔軟にAWS環境の構成をカスタマイズすることができます!

実は過去に担当者コラムにてAWSインフラ構築スターターパックについて紹介させていただいておりますが、そこから大幅にサービスのアップデートを重ねております!

▼過去の記事はこちら

アップデート内容としては、大幅なオプションメニューの追加です!
サービスリリース当初は 4個 でしたが、現在(2024年10月時点)では新たに 15個 追加し、合計して 19個 のオプションメニューを展開しております!

以下がオプションメニューの一覧になります。

オプションメニューの一覧

ここでオプションメニューを使った構成例を1つ紹介させていただきます!
今回はAWSクラウド上でWebサイトを運用するというテーマです。
実際にWebサイトを運用するにあたり、セキュリティが心配、Webサイトに大量のアクセスが来ても問題なく稼働させたいなど様々な要件や懸念点があると思います。
以下の構成例ではそれらの問題を解決することができます!

構成例

構成例

こちらはAWSインフラ構築スターターパックのオプションメニューを組み合わせた可用性、セキュリティを実現する構成となっております。
ここで登場する4つのオプションメニューについて紹介させていただきます。

可用性

ALBオプション※1 こちらはALBと複数のEC2などコンピューティングサービスを連携させます。そして各EC2インスタンスのステータスやアクセスによる負荷状況に基づいてステータスが正常、または負荷が少ないEC2インスタンスへアクセスを振り分けます。またACMによりSSL/TLS 証明書をALBに適用するとHTTPSの通信が可能になります。
CloudFrontオプション※2 こちらはALBオプションと連携し、キャッシュ等の機能によりWebサーバーへの直接的なリクエストを減らし、Webサーバーの負荷を軽減することが可能です。また、ユーザーはより近いエッジロケーションからWebコンテンツにアクセスすることができるため、レイテンシーを大幅に軽減することができます。
CloudFrontはAmazon Prime VideoやU-NEXT、Huluなど有名なコンテンツでも利用されています。
Auto Scaling PoCオプション※3 こちらはAuto Scaling によるEC2などコンピューティングサービスをアクセス等のピーク時や障害発生によるステータスに応じて自動でEC2インスタンスを増減する環境を提供します。導入後はお客様自身でEC2インスタンスへの本番用アプリケーション(Webサーバー等)の構築いただき、自由にAuto Scaling Policyのグループサイズ(EC2インスタンスの台数設定)をカスタマイズすることが可能です!

セキュリティ

WAF PoCオプション※4 AWS WAFによりAWS環境におけるWebサイトやアプリケーションを外部からのさまざまな攻撃から保護します。攻撃性があるものをベースラインルール(標準ルール)、またはカスタムルールに基づいて、検知(カウント)またはブロックすることが可能となっております。
導入後お客様自身でWAFのルールを自由にカスタマイズすることが可能です!

【補足事項】

  • ※1 本オプションにおける対応Webサイト数は「1サイト」とさせていただき、Webサイトの動作確認および負荷分散試験は含まれません。また、SSL/TLS証明書発行に際し、お客様によるDNSへの設定追加が必要になります。

  • ※2 本オプションにおける対応Webサイト数は「1サイト」とさせていただいております。また、Webサイトの動作確認および負荷分散試験は含まれません。

  • ※3 Auto Scaling Policyのグループサイズ設定等は付帯するオリジナルの操作手順書を参考に設定することが可能です。

  • ※4 付録するオリジナルの操作手順書を参考にしていただくことで、お客様自身でルールの追加やブロック設定が可能です。
    (本オプションは初期設定としてすべてのルールをカウント設定にしております。)

以上が構成例の紹介になります。
また本サービスの構築は、AWS専任の担当者やAWS Jr. Championsである私自身が対応致しますのでお任せください!


今回AWSインフラ構築スターターパックについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回一番お伝えしたかった内容として、DISにはAWS構築サービスがあり、豊富なオプションメニューによりお客様の希望に寄り添ったAWS環境を提供することが可能であるという点です。
今後も様々なユースケースに沿ったAWSの構成例を紹介させていただければと思います!

今回のコラムは以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
それでは次回もお楽しみに!

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