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Collaboration 第59回 「Cisco Webex ネーミングガイドライン ~Webex Teamsって今なんて呼べばいいの?~」

こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社でシスココラボレーション製品の担当エンジニアをしております斎藤です。

Cisco Webexには、ビジネスチャットツールとして「Webex Teams」、Web会議システムとして「Webex Meetings」等がありますが、今年からWebexは1つのアプリケーション「Webex App」として、チャットも会議も行えるツールになっています。そこでちょっと気になったのが、「Webex Teamsってなんて呼べばいいの?」という点です。今回は、Webexのネーミングガイドラインについて少しまとめてみたいと思います。最後までぜひご覧ください。


「Webex」はメッセージングとミーティングができる一つのアプリケーションへ

以前にAll New Webex(新しいWebex)のご紹介で、「Webexは一つのアプリケーションに統合され、Webex Teamsは「Webex」に変わります」とご案内させていただきました。いつ統合されるのか気になっていたのですが、気づけばWebex Teams上の「ミーティング」からWebex Meetingsが利用できるようになっておりました!また開催した会議のロゴもちゃんとWebexに変わっています!
つまり、これまでメッセージング機能のメインツールであった「Webex Teams」は、メッセージングもミーティングも使える「Webex」というツールに生まれ変わっているのです。そうなりますと、呼び名に関して少々疑問が浮かんできます。
「メッセージングアプリをTeamsって呼んでたけどWebexって呼べばいいの?」
「TeamsをWebexって呼ぶとしたら、Meetingsは何て呼べばいいの?」

自分で書いてみても、何がなんだか分からなくなりますが、このあたりについて調べてみたところ、シスコからネーミングガイドラインというものが出ておりました。英語の資料でしたので、日本語で要約してみたいと思います。

要約の前に、そもそも「Webex」を皆様なんと呼んでいますでしょうか?正しくは「ウェベックス」になります。言いずらいので「ウェブイーエックス」と呼んでいる方も多いと思いますが、「WebEX(ウェブイーエックス)」という言い回しは、古いWebex Meetingsの名称になります。”EX”を大文字表記にしていますと、「この人、今のWebexに詳しくないのかも?」と思われてしまうかもしれません。これを機に、ぜひWebexの名称を「Cisco Webex」に統一することをご検討ください。そうすることで、今後の提案資料等の修正の手間がなくなるかと思います。

Webex ネーミングガイドラインを要約してみた
早速、ネーミングガイドラインの概要を記載していきたいと思います。原文(英語)を確認されたいという方は、SalesConnectのCisco Webex Update Programs ページにアクセスしていただければと思います。(https://salesconnect.cisco.com/#/briefcase-details/P1590078124604500

製品のネーミングガイドライン
●    Webex Teams はWebexに置き換わります。これは名前の変更だけで、現時点で、アイコンやロゴ、機能などに変更はありません。
●    Webexはスタンドアロンで使用し、“Webexアプリ(Webex App)”という表記は、使い分けを明確にする目的以外で使用しないでください。(例、Webex AppとWebex デバイスを一緒に使う)
●    “統合アプリ(Unified App)”という表記は使用しないでください。
●    Webex Meetingsは、短期的に(CY21まで)スタンドアロンアプリとして継続します。
●    Webex Callingとその他通話機能は、アプリの外部で引き続き利用できます。WebexOneアプリではありません。


機能のネーミングガイドライン

●    Webexは製品の名前であり、機能名としてWebexを使用しないでください。
●    Webexは機能の装飾として使用してください。
●    従来の「Calling」「Messaging」「Meetings」毎にWebexを羅列する必要はありません。
●    Webexの主要な機能として、次の順序で羅列してください。
  →    call, message, meet
  →    calling, messaging, meeting

思ったよりも明確に定義されていて、私自身も呼び方・表記を改めないとな、と思う項目がいくつもありました。細かく書くとキリがないのですが、簡単に結論を言いますと要点は2点になります。
・「Teams」と呼んでいたものは「Message」に変わります!
・ミーティングやメッセージは「Webex」という一つのアプリケーションで利用可能です!

Meetingsのネーミングに関してはこれまで通り「Cisco Webex Meetings」という表記は残りますのであまりこだわる必要はないかと思います。重要なことは、一つのアプリケーションでミーティング機能やメッセージング機能が使えることですので、提案に際しては、「Webex」一つで会議もチャットもできますよ!というご案内をいだければよろしいかと思います。

今回は、以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました!
引き続きよろしくお願い致します。

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