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Collaboration 第102回 「Webex Room Barのご紹介 ~開封・設置・活用方法~」

 

こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社に入社して2年目の向井です。

 

今回は、Room Kit Miniの後継品となるRoom Barについてご紹介したいと思います。Room Bar は、Room Kit Miniの機能を踏襲し、さらに高性能な機能が追加されたビデオ会議端末です。最後まで是非ご覧ください。

 


Webex Room Barについて

RoomBarは、RoomKit Miniの後継品となっておりますので、Room Kit Miniの機能をそのままに、さらにアップグレードされた機能が搭載されています。どのような仕様になっている確認するためRoomシリーズ端末の比較表を作成してみました。


RoomKit Miniの仕様と重なる部分を赤文字で表しているのですが、Room Barはそれぞれの端末の良いとこ取りをした仕様となっております。Room KitMini同様、カメラの視野角は120度ですが、5倍のデジタルズームも搭載しておりますので、端末の近くに座られる方はもちろん、遠くに座られる方もカメラに捉えることができます。また、カメラの性能や入出力などの拡張性は少し劣りますが、スピーカートラックなどCisco devices特有の機能を搭載しておりますのでRoom Kitの代替品としてもご提案できる端末かと思います。続いて、実際にRoom Barを開封して同梱物を確認していきたいと思います。

 


Room Bar開封・同梱物について

 

箱を開けると上段と下段に分かれており、上段には本体や電源ケーブル、ACアダプターが、下段にはRoom Navigatorや各ケーブル、取り付けキット、カメラカバーが梱包されています。本体やRoom Navigatorの容器は再生プラスチック素材を使用しており、いま流行りのサステナブルを意識した設計になっています。標準の同梱物は以下になります。


それ以外のオプションは、以下になります。

 

RoomBarはとてもコンパクトな設計になっています。どのくらいのサイズ感なのか、Room Bar本体のサイズを540mlのペットボトル、Room kit Mini本体と比較してみました。

 

RoomKit Miniと比較すると、ほんの少しだけ幅が長くなっていますが、全体的にスマートな見た目に変わった印象です。持ち運びしやすいサイズ感で、重量も1.5kgですので、少人数で簡単に取り付けできるメリットもあります。

 


Room Barの設置場所について

RoomBarは小規模から中規模までの会議に最適な端末です。モニターへ取り付けが難しい場合は本体を上下逆さまにして、テーブルに置いていただくだけでも設置が完了します。逆さまにした場合もカメラが自動的に反転しますので、映像が逆さまになるといったこともありません。また、モニター出力ポートが2つ搭載されていますので、デュアルスクリーンにすることで中規模の会議でも活用できます。以下はモニターに取り付けた場合とテーブルに設置した場合の例です。

 

テーブル置きにした場合、そのままだとCiscoのロゴが反転してしまいますが、カバーの取り外しが可能ですので、設置方法に応じて付け直すことができます。また、ケーブルの挿し口が上を向くためケーブル類が目立つ形になりますが、シスコエコシステムパートナーからRoom Bar用テーブルスタンドが発売予定(2023年2月初旬)となっておりますので、こちらで設置いただくと配線もきれいにまとめることができます。

 

1点ご注意いただきたいのですが、モニターに取り付けをする際、モニターのサイズまたはVESA規格によって端末を取り付けることが出来ない場合があります。同梱されている固定用のネジはM6とM8になりますので、事前に取り付け予定のモニターのネジサイズをご確認いただき、M6またはM8のネジが入ることをご確認いただきますようお願いいたします。

 


更なる活用方法

RoomBarはビデオ会議端末ですが、USBパススルー機能を利用することで、PCの外付けマイク・カメラ・スピーカーとして活用することができます。USB-Cケーブルで端末とPCを接続いただくことで、画面共有を含めスピーカートラックなどのRoom Barの機能を利用ことができます。活用シーンの例ですが、会議室に設置してあるRoomBarとPCをUSB-Cで接続し、Microsoft Teamsなどの会議に参加することで、いつもより品質の良い会議を行うことが可能です。

 

いかがでしたでしょうか。新たに登場したRoom Barは他の端末の機能を合わせた高性能なビデオ会議端末となっております。ビデオ会議端末としてだけではなく、USBパススルー機能を使うことで、活用の幅が広がる端末かと思います。また、グレーとブラックの2色展開になっておりますので、オフィスのレイアウトに合わせることもできます。これからは今までの製品と合わせ、Room Barも是非ご提案いただければと思います。

 

今回は以上とさせていただきます。最後までご覧いただきありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。

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