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Meraki 第103回 「Meraki ライセンスの更新について(Co-termライセンスモデル)」

 こんにちは。Meraki担当のDsasです。
 今回は最近ご相談を頂く機会が多くなってきているライセンスの更新についてです。ライセンスの更新というと「ミスしたらきっと大変なことに・・」と思っていつも以上に慎重になられる方(正直やりたくないな?と思う方)も多いかと思いますが、Merakiのライセンス更新は、一定期間内であればやり直しが可能ですので、お気楽に実施頂ければと思います!今回はそんなライセンスの更新方法についてご紹介いたします。
※ライセンス運用方法はデフォルトのCo-term(オーガナイゼーション内でライセンスの有効期限が統一される運用)とPer-device Licensing(デバイス毎に有効期限を定める運用)がございますが、ここではデフォルトのCo-termにおけるライセンス運用のケースをご紹介いたします。
 Meraki デバイスを正常に動作させるには、有効なライセンスがオーガナイゼーションに登録されている必要があります。登録されたライセンスは下図のようにダッシュボードのオーガナイゼーション>ライセンス情報から確認可能です。
 まず「ライセンスの状態」の「警告」が気になるかと思いますが、これはその下の「理由」に記載されているとおり、ライセンスの有効期限が近づいていることが原因です。(「ライセンスの有効期限」が「(27 days from now)」、つまり27日後にライセンスが切れてしまいう状態です。)
 ライセンスの更新に必要な情報は、その下の「ライセンス数」と「現在のデバイス数」です。現在のデバイス数というのは、このダッシュボードで稼働中のデバイス数を示しますが、このデバイス数がライセンス数を上回るとライセンス違反となります。
 今回のダッシュボードでは、MS120-8LPのライセンス数が6個、現在の(稼働中の)デバイス数が5個です。同様にMVもMX64も無線APもラインンス数>現在のデバイス数とライセンス違反とはならない正常な形になっていることがお分かり頂けるかと思います。
 では、このオーガナイゼーションのライセンスを更新していきたいと思います。
 まずライセンスの更新には、必要なライセンスを含むライセンスキーを入手する必要がございます。下図はライセンスキーが記載されたメールの一部です。
 このライセンスキーは、7台のMRアクセスポイントと6つのMVカメラライセンス(現在利用しているのは5台ですが、この更新のタイミングで1台増加します)と7つのMX64ライセンスと、6つのMS120-8LPの1年間分のライセンスを含んだライセンスであることはお分かり頂けるかと思います。
 このように、Co-termライセンス運用モデルではライセンス更新後に利用する全てのMerakiデバイスを管理可能なライセンスを含んだライセンスキーを使用する必要があります!!!

 ではライセンスキーを入力していきます。まずは、下図にある「ダッシュボードライセンスを更新する」をクリックします。
 その後、操作で「ダッシュボードライセンスの更新」を選択後、先ほど確認したメールに記載されているライセンスキーを入力し、「ライセンスの追加」をクリックします。
 その後、ライセンスプレビュー画面が表示されるので、ライセンスの有効期限が意図したものであるか、またライセンス数は現在のデバイス数(今後も利用し続けるデバイス数)を上回っているかを確認します。問題なければライセンスの追加をクリックします。
 ライセンスが更新されライセンスの状態が無事に「警告」から「OK」に変更されました。有効期限も約1年先に延長されています。(MerakiのCo-termライセンスは、ライセンスは更新したタイミングではなく、ライセンスが出荷されたタイミングから消費されます)
 もしこのタイミングで間違ったライセンスを更新してしまったと気がついた場合は、「ライセンス履歴」のライセンス期間にある矢印マークのボタンをクリックすることで、ライセスの適応をやり直すことが可能です。
※ライセンスの取り消し用の矢印マークボタンは、ライセンス申請から7日以内にのみ使用できます。またライセンスを取り消すと新しいライセンスキーが生成されますのでご注意ください。(一度使用したライセンスキーを利用することはできません) 新しいライセンスキーは、「オーガナイゼーション」> 「変更ログ」のページから確認することが可能です。
 以上となります。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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