Cisco 担当者コラム
Cisco・Meraki
Meraki 第130回「Per Device Licenseの仕様変更について」
こんにちは。Meraki担当の林です。
今回はつい最近変更されたCo-terminationからPer Device License(PDL)への切り替え方法についてご紹介します。
この連載でも何度か取り上げている通り、Merakiのライセンス管理方法には組織内のすべての機器で終了日を共有するCo-terminationと、デバイス毎にライセンスを割り当て個別に終了日が定義されるPDLの2種類があります。
従来こちらの切り替えはダッシュボード上で管理者が行うことができていたのですが、
2023年2月からこちらの操作ができなくなりました。
こちらの変更後、PDLが無くなるのか?といったお問い合わせを私宛にも何件か頂きましたが、シスコさんに確認したところそういうわけではなさそうです。
Merakiのルールとして一度Co-terminationからPDLに変更してしまうと、その組織は元のCo-terminationに戻すことができないという制限があります。
この点をよく確認しないまま操作されてしまいトラブルになるケースがあるため、ユーザ様が自分で変更することができないようになった、とのことでした。
サポートにケースオープンしてご依頼頂くことで今後もCo-terminationからPDLへの切り替えは可能です。(ただし、一度変更するとCo-terminationに戻すことができない仕様はそのままですのでご注意ください)
今後もPDLという仕組みが無くなるわけではありませんので、ご安心ください。
今回は以上です。
お読みいただきありがとうございました。
<<<Cisco Meraki エンジニア情報局 前回の記事>
<Cisco Meraki エンジニア情報局 次回の記事>>>
Ciscoの記事
- Security 第79回「Cisco Secure Client Cloud Managementのご利用の流れ」
- Meraki 第152回「Meraki Subscriptionライセンスについて」
- Collaboration 第146回 「高品質な音声体験を実現するCisco Webex の生成AI技術 ~Webex AI Codec~」
- Collaboration 第145回 「会議参加者リストのアイデンティティラベル機能 ~「未確認」「検証されていない」と表示される場合の対策 ~ 」
- Collaboration 第144回 「【重要】サポート終了シスコビデオデバイスに対するクラウドサービス接続について」
- Collaboration 第143回 「新製品!天井吊り外付けマイク Cisco Ceiling Microphone Proのご紹介」