Security

Security 第78回「Cisco Secure Endpoint ダッシュボードからのアンインストールについて」

こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューションのセキュリティ担当です。

今回は、Cisco Secure Endpoint(旧AMP for Endpoints、以下Secure Endpoint)で「ダッシュボードからのアンインストール」についてご紹介します。

 

本記事では、SecureEndpointの概要については割愛しています。Secure Endpointとは何かについて知りたい方は、ぜひ以下ブログをご覧ください。

Security第52回「Cisco Secure Endpointのご紹介」

 

エンドポイントのセキュリティは重要ですが、システム移行や端末リプレイスの際には、Secure Endpointを正しくアンインストールしておくことが大切です。アンインストールを行わないと、古いデバイスの情報がライセンスのカウントに残り続け、正確なライセンス管理が難しくなったり、ライセンスの超過が発生したりする可能性があります。本記事では、管理者がSecure Endpointをダッシュボードから効率的かつ安全にアンインストールする方法をご紹介します。

 

〇前提条件

・アンインストール対象のデバイスがオンラインであること

 

ダッシュボードにログインし、[管理]>[コンピュータ]をクリックします。

対象の端末をクリックし、[コネクタのアンインストール]をクリックします。

[アンインストール]をクリックします。

ダッシュボードの[コンピュータ]一覧から対象の端末が削除されていることが確認できれば完了となります。

 

「ダッシュボードからのアンインストール」についてのご紹介は以上となります。

ダッシュボード上で簡単にアンインストールができ、効率的かつ安全に運用ができることが分かりました。

 

以前ご紹介したその他のSecure Endpointのブログもぜひご覧ください。

Security第54回「Cisco Secure Endpointの特長 ~端末全体の可視化~」

Security第60回「Cisco Secure Endpointの特長 ~レトロスペクティブセキュリティ~」

Security第70回「Cisco Secure Endpoint USBデバイス制御機能について」

Security第72回「Cisco Secure Endpoint USBデバイス制御の設定方法について」

Security第74回「Cisco Secure Endpoint USBデバイス制御を試してみた」

Security第76回「Cisco Secure Endpoint 端末のネットワークから隔離について」

 

管理者はダッシュボード上から脅威検出状況、調査が必要な端末の確認などを行い、ユーザに警告し、脅威への対応を行っていきます。

DISではマネージドサービスを提供しております。

導入後の運用に不安をお持ちの方や運用負荷の軽減をお考えの方は、ぜひご活用ください。

CiscoSecure Endpoint マネージドサービス

 

当社では、感染原因・侵入経路が不明なマルウェアの被害にあったお客様に、実際にSecureEndpointを導入し、次々にマルウェアを検知し隔離しました。そして、Secure Endpointの特長である侵入経路・感染範囲の特定により、メールから侵入するEmotet(ランサムウェア)による被害であると特定ができた事例もあります。

 

・現在のアンチウイルスで本当に守り切れているのか不安だ

・管理者の運用負荷を軽減したい

・もしマルウェアに感染してしまった時の対策を講じたい

などのお悩みを抱えているユーザ様にご紹介、ご提案頂ければと思います。

 

近年は、端末の種類もアクセスする場所も多種多様となっており、ネットワーク製品が境界となるセキュリティでは守れなくなっている場面が多くあります。マルウェアが動作を開始する場所であるエンドポイントでのセキュリティ対策をご検討してみてはいかがでしょうか。

 

その他の特長は、今後またブログでご紹介していきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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