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Designedラボ 第02回 「C2960Lは設定しなくても使えるのか?その2」

こんにちは。社会人2年目の新米SEのTEと申します。

前回は、Catalyst2960Lの初期化を無事終えることができました。
今回はいよいよ本題である工場出荷状態のCatalyst2960Lは、何も設定しなくても使えるのか?という疑問を解消すべく、検証していきたいと思います。
今回用意した機器は、こちらになります。

・検証用PC
・初期化済のCatalyst2960L本体(型番WS-C2960L-8PS-LL)
・検証ルームにあった設定済のルータ(インターネット接続とDHCPサーバとして利用)
・メタルケーブル(RJ-45) ×2

下記の様に構成します。
とりあえず、まずはPCと電源を入れただけのCatalyst2960Lの1番ポートにメタルケーブルで接続、続いてルータとCatalyst2960Lの7番ポートにメタルケーブルで接続してみます。ちなみにルータは設定済みです。

よいしょ!(ケーブル接続)
おっ
Catalyst2960Lのケーブルを挿したポートのLEDがオレンジ色に変わりました。




あれ?

約30秒間ほど不安な時間を過ごしていると、
突然Catalyst2960Lの1番と7番ポートのLEDが緑色に変わりました。
緑はきっとGOサインなので、リンクアップしてそうですが、ここからがエンジニアの見せ所です! 検証用PCとGoogleの DNSサーバ(8.8.8.8)と疎通確認を行いたいと思います。

とは言いつつも、検証用PCでコマンドプロンプトを起動し、ping 8.8.8.8 と入力してエンターキーを押すだけなのですが。。
これで、応答があればインターネット接続ができている=Catalyst2960Lは設定しなくてもPCを接続して利用できるという事です!

そして出力結果がこちら↓↓ おぉーしっかり応答しております。
つまり、PCがCatalyst2960Lを通ってインターネットへアクセスできております。

今回は、
工場出荷状態のCatalyst2960LでもPCとリンクアップできる!
という事が確認出来ました。

正直、初期設定くらいは最低限必要かと思っておりましたが、
設定なしでもケーブルを差すだけで通信できるのはありがたいです。

ただ、今回のリンクアップ検証で新たに気になる点が3点増えてしまいました。
・Catalyst2960LのポートLEDランプがオレンジから緑に変化した意味
・通信可能になるまでに30秒掛かった理由
・30秒間を短縮することは可能なのか

30秒にこだわりすぎかもしれませんが、今回の私の様に不安な30秒を過ごす方がいらっしゃるかもしれません。

次回からは、この3点について調査したいと思います。
そしてあわよくばリンクアップまでの時間を短縮させたいと思います!!!

以上となります。今後とも引き続きよろしくお願いします。
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