Startラボ 第9回 「C2960LのCCPexpress for Catalyst 初期セットアップ編」

こんにちは。社会人2年目の新米SEのTEと申します。

前回の記事掲載から誠に勝手ながらかなり間が空いてしましました。大変申し訳ございません。

また、皆様にご報告がございます。
私、これまでC841MとC2960Lの実機での検証を続けてきた甲斐もあって、ついにネットワークエンジニアの登竜門とも呼ばれているCCNA Routing & Switchingという資格を入手致しました。次の目標であるCCNP SWITCHの資格を取得する為にも、これからもStartシリーズの実機をベースに様々な実験をしていきたいと思います。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

さて、これまでC841Mでは、GUIでの設定が可能となるCCP Expressを使用して検証して来ましたが、今回はそのCatalyst版である、Cisco Configuration Professional Express for Catalyst(CCP Express for Catalyst)を使用し、Catalyst 2960Lの初期セットアップについて検証を行いたいと思います。

今回、私が使用した2960Lは、WS-C2960L-16TS-LL version 15.2(6)E2です。
また、初期セットアップマニュアルは以下となります。
https://www.cisco.com/c/dam/m/ja_jp/solutions/cisco-start/pdf/cisco_catalyst_2960-l_series_esg.pdf
こちらのマニュアルを参考に行いましたが、実際に躓きやすいポイントについて補足説明させて頂きながら検証したいと思います。

では、早速ですがマニュアル内の必要な機器について見ていきます。

上図は必要な機器一覧となります。
このうちセットアップを実行するPCについては、IPアドレスは自動的に取得する(DHCPクライアント)設定にしておくことで、自動的にC2960LからGUI画面に接続可能となるIPアドレスが割り当てられるため、今回は以下のように設定しました。

次に電源ケーブルのみ接続したC2960LのモードボタンをLEDが全て点灯するまで長押しし、セットアップモードになった事を確認します。その後LAN(イーサネット)ケーブルで2960Lの1番ポートとPCを接続します。
実はこのセットアップモード状態の2960Lにターミナルソフトウェアでエンターキーなど、少しでも余計な入力をしてしまうとセットアップモードが気づかない間にしれっと中断してしまいます。皆様もお気を付けください!

では、次はPCでブラウザ(Chrome推奨)を開きアドレス欄に10.0.0.1を入力しアクセスすると以下の認証画面が表示されます。
マニュアル通り、パスワード欄にのみciscoと入力しログインします。ユーザ名は未入力で構いません。

すると設定セットアップウィザードが表示され、右下のウィザードに移動をクリックします。
次に基本設定画面が表示されます。
少し見づらくて申し訳ないのですが、ここでは、設定したいホスト名、ユーザ名、パスワード、日付と時刻を入力します。パスワードについては大文字、小文字、数字、特殊文字のいずれか3つ以上含まれる8文字以上の文字列である必要があります。
次にインターフェイスの設定をクリックします。

以下のインターフェイスの設定画面が表示されます。
ここまで比較的順調でしたが、私が最も躓き、苦しんだポイントとなります。
今回は、説明が多いため番号を振って解説させて頂きます。
①    スイッチ管理インターフェイスのIPアドレスがデフォルトでは、10.0.0.3/24が既に入力されておりました。
   検証一回目は、デフォルト状態のままで設定を完了させてしまいましたが、なぜか私の環境では10.0.0.3/24の設定が反映されませんでした。
       PCとスイッチ以外には接続しておらず、PCにDHCPで割り振られたIPアドレスは10.0.0.2なのでIPのバッティングが原因ではなさそうですが。なので、皆様もこのような現象が起こった場合は、  スイッチ管理インターフェイスのIPアドレスはデフォルトではなく、変更される事をおすすめ致します。(画像では192.168.1.1/24を設定)
②    データVLANはIDを10、IPアドレスを192.168.10.1/24と入力しDHCPを有効にしました。
④    アクセスポートでは作成したデータVLANをどのポートに割り当てるかを選択します。選択していないポートはスイッチ管理インターフェイスと同じVLAN1となります。ですので、私は、ポート2~16をデータVLAN、ポート1はスイッチ管理ポートにする設定としました。
⑤    アップリンクポートをポート17にし、⑥デフォルトゲートウェイ(ルータ等のIPアドレス)を192.168.10.254と入力し、サマリーボタンを押します。

以下の画面が表示されます。
赤枠内を確認すると、「送信をクリックするとこのウィザードにはアクセスできなくなります。次回UIにアクセスするにはこのスイッチに設定されたIPアドレスに到着できる様にPCのIPアドレス設定が必要です。」と記載がございます。

つまり、スイッチのIPアドレスがこれまで10.0.0.1だったのが、今回の設定により管理インターフェイスであるポート1のIPアドレスが192.168.1.1に変更されるため、PCからのアクセスができなくなります。そのため再度GUIに接続する場合はPCのIPを192.168.1.1/21と同じセグメントのIPアドレスに変更して下さい。という事でしょう。。

という事で、送信をクリックします。

すると、こんな画面が
まだ、PCのIPを変更していないので、ひとまずキャンセルを押します。

そして、PCのIPを以下の様に192.168.1.2/24に設定しました。
PCのIPアドレスが設定できたので、GUIに接続しようと思います。現在、PCはC2960Lの管理インターフェイスの1番ポートに接続しておりますので、192.168.1.1にブラウザでアクセスします。認証画面では、設定したユーザ名とパスワードを入力しログインします。
すると、無事GUIにログインする事ができました!!
今回の初期セットアップ検証では、マニュアルに記載されていない注意ポイントが大きく2つございました。

①セットアップモード時にターミナルソフトウェアで余計な入力をしない!(私の様に・・・)
②スイッチ管理インターフェイスは、デフォルト値ではなく変更するのがおすすめ!

これらは、私の環境での検証結果に基づき、挙げた注意ポイントとなります為、もし、皆様の環境で初期セットアップが上手く行かない場合は、ご参考頂ければと思います。

以上となります。
今後とも引き続き宜しくお願い致します。

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