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Wireless 第57回「W-Fi6E対応AP CWシリーズの給電方法について」

こんにちは。TEと申します。

 今回は、CWシリーズを導入する上で重要となる給電方法についてご紹介します。CWシリーズのご提案や購入を検討しているけど、給電方法はどうしたらいいの?とお悩みの方は、是非ご覧頂ければと思います。

 

 CWシリーズには、現在CW9162、CW9164、CW9166の大きく分けて3種類のアクセスポイント製品がございます。そして、これらのうちCW9162のみPoE電力要件が802.3at(PoE+)となっており、CW9164とCW9166では、802.3bt(UPoE)となっております。とはいえ、UPoE給電可能なスイッチなんて持ってない!というお客様が大半かと思いますので、今回はそんなお客様におすすめの給電方法を3つご紹介します。

まずは、こちらの802.3bt(UPoE)対応のパワーインジェクターによる給電方法です。こちらであれば、わざわざ既存スイッチをリプレイスする必要が無いですし、LANケーブルで給電を行うことにより取り回しがしやすく、AP配置場所の選択肢が増えます。また、APに必要な電力をフルで供給可能な為、CWシリーズをフルパワーで全ての機能を利用することができます。

 ただ、パワーインジェクターは別途購入する必要がありますので、AP毎に追加費用は掛かります。



続いて、802.3at(PoE+)対応スイッチによる給電方法です。既にAPをご利用されていれば、802.3at(PoE+)対応スイッチであれば、お持ちのお客様も多いはず!ですので、その場合はそのまま既存のスイッチにてCWシリーズを給電することも可能です。LANケーブルで給電を行うため、もちろん取り回しがしやすいですし、コスト的にも最も安価な給電方法になります。

ただ、CWシリーズのCW9164とCW9166では、USBポートの利用が不可となります。その為、本体のUSBポートを使用し、IoT連携を行いたいという方などは、別の給電方法をおすすめ致します。ちなみに802.3afでの給電の場合は、利用できるアンテナ数が制限され、機種によっては無線利用自体が不可になる事もある為、よっぽどの理由が無ければお勧めしません。

 

CWシリーズの各APの給電規格毎の機能制限につきましては、以下のデータシートをご参照ください。

Cisco Catalyst 9162 Series Access Points DataSheet - Cisco

>Input power requirements

 

CW9164 Datasheet - Cisco Meraki

>PoEpower consumption

 

CW9166 Datasheet - Cisco Meraki

>PoE power consumption

 


では、最後は電源アダプタによる給電方法です。従来のCatalyst9100シリーズでは、給電方法はPoEのみとなっておりましたが、CWシリーズでは、CW9162、CW9164、CW9166の全ての製品で電源アダプタによる給電をサポートしております。その為、こちらの場合は、CWシリーズのすべての機能を利用でき、追加費用は掛かるもののパワーインジェクターよりは安価となっております。

しかしながら、APを設置したい場所の近くにコンセントが無い場合は、電源工事などを行う必要があるので、その場合は別の給電方法を検討されても良いかと思います。

 

上記3つの給電方法の特長を簡単に表にまとめると以下の様になります。

これらを参考にお客様環境に応じて、給電方法をご検討頂ければと思います。

 

また、4つめを挙げるとすれば、802.3bt(UPoE)かつmGig対応のスイッチを購入してしまうというのも一つかと思います。CWシリーズはすべてmGig(2.5Gbpsもしくは5Gbps)インターフェースを搭載しているので、上位のスイッチもmGigに対応させることでAPのパフォーマンスをより生かすことが可能となります。また、今後はUPoE給電やmGigが必要な高性能なAPやカメラなどのデバイスもさらに増えていくことが予想されるので、将来を見据えるとこちらの選択肢が良いかと思いますので、併せてご検討ください。

 

今回は以上となります。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

引き続き宜しくお願い致します。

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