韋駄天ニュース
特別企画
株式会社ロジクール
ハイブリッドワークの会議で
参加者の疎外感と混乱を解消
会議室向けカメラバー「ロジクール MeetUp 2」
ハイブリッドワークが浸透し、Web会議では会議室から参加する従業員と、リモートから参加する従業員が混在するようになりました。これにより、リモートから参加している人にとって、会議室にいる参加者が良く見えず音声が聞き取りづらいといった、参加者全員がオフラインまたはオンラインだった頃とは異なる問題が発生しています。そこで活用したいのが、ロジクールの会議室向けカメラバー「ロジクール MeetUp 2」です。発言者にカメラをフォーカスする機能をはじめとした、参加する場所を問わず、参加者の疎外感や混乱を解消する機能を多く搭載しています。
疎外感や混乱が生じやすいハイブリッド会議
ハイブリッドワークにおける会議では、全員がリモートから参加/会議室から参加している会議よりも、コミュニケーションの課題が生じやすい傾向にあります。リモートからの参加者と会議室からの参加者が混在するため、会議室からの参加者だけで会話が盛り上がってしまい、リモートからの参加者が疎外感を感じてしまうといった経験はないでしょうか。また会議室の様子がよく見えず、リモートからの参加者は会議室内の誰が発言したか分からなくなってしまう問題も発生します。
この問題の解消方法として、全員を会議室に集めるためにオフィスでのフルタイム勤務を再開したとしても、別の問題が発生します。ロジクールの依頼の下で、2023年9月にクロス・マーケティングが行った調査によると、ハイブリッドワークやリモートワークからオフィスでのフルタイム勤務に戻る場合、20~30代の労働者の62%が離職を検討するという結果が出ました。リモートワークを経験したことがある人は、そのメリットに気付き、リモートワークを強く望んでいるのです。
一方でハーバード・ビジネス・レビューが2022年1月に行った調査結果によると、ハイブリッドワークなどの柔軟な働き方をきっかけに、同僚とのつながりが減少したと回答した労働者は65%に上りました。リモートワークの継続を望みつつも、つながりを断絶しないために、企業はハイブリッドワークを継続させつつも、従業員に同僚とのつながりを感じさせる会議環境を作る必要があります。
そこで活用したいのが、ロジクールの会議室向けビデオバー「ロジクール MeetUp 2」(以下、MeetUp 2)です。ハイブリッドワーク下の会議であっても場所を問わず快適なコミュニケーションを実現し、リモートからの参加者の疎外感を減少させます。
独自OSの搭載でAI機能を活用可能に
MeetUp 2は、4~6人程度を収容する小規模な会議室向けのビデオバーです。カメラ、マイク、スピーカーを搭載したオールインワン型で、参加者のPCと接続するBYODを中心とした小会議室での会議で活用可能です。別売の「アクティブUSBケーブル」を利用すると、MeetUp 2とノートPCをアクティブUSBケーブルで接続するだけでWeb会議を開始できます。MeetUp 2に標準で付属するHDMIケーブルとUSBケーブル2本を接続する場合、ユーザーによっては迷うこともありますが、アクティブUSBケーブルではケーブル1本のみですっきりと簡単に会議を開始できます。アクティブUSBケーブルの長さは5mのため、ケーブルの長さが足りず席を移動するなど、MeetUp 2の配置が制限されてしまうこともありません。
MeetUp 2は4K対応のカメラや雑音を軽減するマイクを搭載しているため、従来製品「MeetUp」よりも高画質かつ高音質なWeb会議を実施可能です。さらにロジクール独自のOS「CollabOS」を搭載したことで、映像や音声に関するAI機能を享受できます。
まずは映像に関するAI機能を見ていきましょう。MeetUp 2では3種類のビューから選択できるようになりました。まず一つ目は、会議室の参加者全体を表示する「グループビュー」です。会議室内の複数の人々を自動的にフレーミングし、全体を映し出せます。
二つ目は、発言者1人にフォーカスする「スピーカービュー」です。発言者にフォーカスしている映像と一緒に、会議室全体の映像も表示します。リモートからの参加者も、会議室の参加者の誰が発言しているか分かりやすくなり、混乱が起きにくくなります。
三つ目は、参加者複数人をフォーカスする「グリッドビュー」です。カメラに映る人物を自動的に検知して最大4~5のグループに分割し、参加者にズームします。途中で参加者が増えても自然にグループを切り替え、画面上に映し出します。参加者をよりクローズアップして映し出すため、リモートからの参加者も発言の流れをつかみやすくなり、疎外感を感じづらくなります。
さらに、MeetUp 2にはカメラで捉える範囲を設定する「カメラゾーン」機能が搭載されています。ガラス壁で区切られた部屋の外にフォーカスすることがないよう、あらかじめ会議室の奥行きやサイズを設定しフレームに収めることが可能で、会議室にいる人物だけを確実に捉えることができます。これにより、会議の内容により集中できるようになります。
次はMeetUpより強化された音声に関する機能を見ていきましょう。まず一つ目は、AIが声の大きさを自動的に調整する「音声イコライゼーション」です。人によって声の大きさが異なって聞き取りづらかったり、またカメラと参加者の距離に応じて聞こえ方が変わったりすることのないよう、声のボリュームを最適な大きさに自動的に調整します。会議室の参加者の声が全体的に聞き取りやすくなり、Webの参加者も発言を聞き逃すことが少なくなるので、より会議に集中できます。
二つ目は、音声以外のノイズを軽減する「AIノイズ抑制」です。タイピング音や空調の音といったノイズを区別し、抑制します。音声だけをクリアに伝えるため、雑音で声が聞き取りにくくなることがありません。
三つ目は、エコーや反響音を抑える「AIエコー抑制」です。会議室内で発生してしまう声のエコーや反響を取り除き、音声を鮮明に届けます。AIノイズ抑制と合わせて、クリアな声を伝えるサポートをします。
多様な場所への設置&一括管理にも対応
MeetUp 2は、多様な場所に設置可能な点も魅力の一つです。さまざまな場所の取り付けに対応する「マルチマウント」が付属しています。マルチマウントを使用すれば、MeetUp 2をモニター上部、壁面、テーブルに設置できます。スペースが狭い小会議室でも、空いている場所を生かして設置可能です。加えてねじ式の差し込み口があるため、市販の三脚への取り付けにも対応します。MeetUpで利用していた、モニターマウントキットの使用も可能です。
さらにMeetUp 2は、ロジクールが提供するビデオ会議デバイス管理ソフトウェア「ロジクール Sync」(以下、Sync)で一元管理を行えます。複数導入した場合でも、管理者は設置場所に行かずとも、リモートで手間なくデバイスの問題を確認したり、ファームウェアの更新を行ったりすることが可能です。シンプルなUIで、直感的に操作できます。
またSyncでは、MeetUp 2の映像や音声の設定をリモートで行えます。この設定は各会議室別に行えるため、例えば従業員だけの企画会議を行う会議室ではグリッドビューを設定し、他社との打ち合わせを行う会議室ではスピーカービューを設定するなど、会議室の用途ごとに異なる映像/音声の設定が可能です。1部屋ごとにMeetUp 2の設定をしに行く必要がなくなり、機器管理担当者の業務を大幅に削減できます。
さらにロジクールでは、ビデオコラボレーション製品の無償貸し出しプログラムを実施しています。本プログラムでは、MeetUp 2も無償で貸し出しが可能です。エンドユーザーは購入前にMeetUp 2を試すことができ、その性能を実感できます。
MeetUp 2は、高画質・高音質なWeb会議を実現できるだけでなく、参加する場所の違いによる参加者の隔たりをなくし、本来のコミュニケーションに集中できる機能を複数搭載しています。本製品を提案し、顧客のハイブリッドワークの質の向上と疎外感の軽減をサポートしましょう。