PC端末(Windows)を使ってパスキー認証を利用する方法を説明します。
Windows Helloに対応したPCでは、PC自体をデバイス登録してパスキー認証することが可能です。
ここでは、Windows Hello(PINコード)を使う場合の手順を例としてご案内します。
Windows Helloの利用設定
Windows Helloを利用するには、事前にお使いのPCで設定を行う必要があります。
設定方法の詳細は、以下のマイクロソフト公式ページをご確認ください。
※現在販売されているWindows 11対応PCは、すべてWindows Helloに対応しています。
ただし、お客様の環境や会社のセキュリティポリシーによっては利用できない場合があります。
利用可否については、社内のシステム管理者にご確認ください。
利用中のPCでWindows Helloが利用できるのか確認する方法
[設定]>[アカウント]>[サインイン オプション]を開き、Windows Helloの設定状況を確認してください。
「顔認証」「指紋認証」「PIN」のいずれかが利用可能であれば、そのPCを認証機器として設定できます。
・下図は、「顔認証」と「PIN」が利用できるPCの表示例です。
・「このオプションは現在利用できません。」と表示されている認証方法は利用できません。
※パスキー認証を利用するには、Windows Helloの設定が必要です。
Windowsへのサインインに「暗証番号(PIN)」や生体認証ではなく、パスワードのみを使用している場合は、Windows Helloを設定してください。
DIS-IDポータルでのデバイス登録
このガイドでは、Windows版のMicrosoft Edgeを使用した画面を例に説明しています。
OSやブラウザのバージョンによっては、表示が異なる場合があります。
1.
PCのブラウザから DIS-IDポータル にアクセスし、「多要素認証の設定」メニューを開いてください。
2.
「多要素認証の設定」画面の下部より、パスキー認証で利用するデバイスを登録します。
※デバイスを登録するまでは、パスキー認証のラジオボタンは選択できません。
デバイス登録後に、パスキー認証の設定が可能になります。
3.
「デバイス名」に登録する管理名を入力して、「登録する」ボタンをクリックしてください。
※デバイス名は128文字以内で自由に設定できます。
(スペースは使用することができません)
4.
デバイス登録の確認ダイアログが表示されます。
問題がなければ、「OK」ボタンをクリックしてください。
5.
パスキーの保存先の確認が表示されます。
「このWindowsデバイスに保存されます」の表示を確認して、続行ボタンをクリックしてください。
変更のリンクをクリックすると、パスキーの保存先を変更することができます。
Windows Helloの場合は、「このWindowsデバイス」を選択してください。
※この画面で「このWindowsデバイス」が表示されない場合は、Windows Helloによる設定が行えません。
6.
パスキーを保存するための設定画面が表示されます。
サインインオプションのリンクをクリックすると、「顔認証」「指紋認証」「PIN」のいずれかが選択できるようになります。
今回のガイドでは「PIN」を選択します。
※利用されているPCの認証方式に応じて選択してください。
設定時にPINコードで登録をしても、Windows Helloで「顔認証」や「指紋認証」が利用可能であれば、その方法でログインが可能です。
7.
PINコードの入力欄に、利用PCのログイン時に設定しているPINコード(暗証番号)を入力してください。
※入力されたPINコードに誤りがなければ自動的に画面表示が変わります。
PINコードの入力に誤りがあると再入力を促す表示になります。
8.
「保存されたパスキー」という表示がされたら、「OK」をクリックします。
9.
正常に登録が行われると「端末の登録が完了しました。」というメッセージが表示されます。
画面下部の【登録済みデバイス一覧】には、登録したデバイス名が表示されます。(この時点では認証で利用したブラウザの項目は空欄です)
※複数のPCを使用されている場合は、各端末のデバイス登録を必要台数分、先に行うようにしてください。
デバイス登録ができずにエラーになる場合
ここまで操作をしても、【登録済みデバイス一覧】に登録を行ったデバイスが表示されない。
以下のようなエラーメッセージが表示が出る場合は、一度ログアウトをしてから、再ログイン後にやり直してください。
登録作業に時間がかかっていたり、入力誤りをされるなどするとパスキー認証のデバイス登録はできません。
・「パスキー認証デバイスでの認証に失敗しました」
・「認証情報が古くなっているためデバイスの登録ができません」
10.
認証機器の登録が1つ以上完了すると、認証方式の選択で「パスキー認証」のラジオボタンの選択ができる状態に変わります。
パスキー認証を選択して、「有効にする」ボタンをクリックします。
11.
パスキー認証に認証方式を切り替えるために、ログアウト確認のダイアログが表示されます。問題なければ「OK」をクリックします。
12.
これで「Windows Hello(PINコード)」の設定は完了です。
設定後の iDATEN(韋駄天)へのログイン方法については、下記の説明を参考にしてください。
PCの買い替え・変更、認証機器の追加登録について
Windows Helloに保存したパスキーは、登録したPCに保存されます。
PCを買い替え・変更する場合は、現在のPCを利用できるうちに、認証方式の変更や新しいデバイスの登録を行ってください。
事前に対応せずPCを変更すると、ログインできなくなる場合があります。
■新しいデバイスを追加する場合
以下の手順で設定してください。
1.メール認証に変更
利用者様ご自身で、「認証方式の設定」から一時的に「メール認証」へ変更してください。
2.メール認証でログイン
メール認証に変更後、再度ログインしてください。
3.デバイスを追加登録
「認証方式の設定」でパスキー認証に使用するPCやスマートフォンを追加登録してください。
4.認証方式を再設定
登録完了後、希望する認証方式(パスキー認証やSMS認証など)に変更してください。
■メール認証に変更ができない場合
管理者に「認証初期化」を依頼してください。
認証初期化後は「メール認証」に戻るため、上記の手順で新しいデバイスを登録してください。
■Microsoft パスワードマネージャーを利用する場合
Microsoft パスワードマネージャーにパスキーを保存すると、Microsoft アカウントを通じて同期され、対応する別のPCでも利用できます。
PCの買い替え・変更時にも、パスキーを再登録する手間を軽減できます。
利用するには、Microsoft Edgeに個人用のMicrosoft アカウントでサインインし、パスキーの保存先として「Microsoft パスワード マネージャー」を選択してください。
※Microsoftアカウントをお持ちでない場合は、別途アカウントの作成が必要です。
※会社で管理されているPCでは、組織のポリシーにより利用できない場合があります。
Windows Helloのパスキーの保存場所と削除方法について
■パスキーの保存場所について
Windows Helloで保存したパスキーは、[設定]>[アカウント]>[パスキー]から確認できます。
一覧に「common.auth.pc-daiwabo.co.jp」が表示されていることを確認してください。
※表示されていない場合、そのPCにはパスキーが保存されていないため、Windows Helloによるパスキー認証は利用できません。
■端末に保存したパスキーを削除する必要がある場合
PCの買い替えや利用端末の変更で現在のPCを使用しなくなる場合。
またパスキーの保存場所の変更に伴う再設定を行う場合は、保存したパスキーを削除してください。
[設定]>[アカウント]>[パスキー]から、対象のパスキーを削除できます。
※通常はパスキーを削除する必要はありません。
※DIS-IDポータルで「認証初期化」を行っても、PCに保存されたパスキーは削除されません。
Windows HelloのPINコードでiDATEN(韋駄天)にログインする方法
Windows Hello(PINコード)を使用して、iDATEN(韋駄天)にログインする手順を説明します。
事前にWindows Helloとパスキーの設定を行ったPCからアクセスしてください。
1.
PCのブラウザでiDATEN(韋駄天)にアクセスします。
画面右側の「DIS-IDでログイン」ボタンをクリックします。
2.
「DIS-ID(メールアドレス)」の入力画面が表示されます。
DIS-ID(メールアドレス)を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。
3.
パスキー認証が設定されている場合は、「認証器でログイン」をクリックしてください。
※ID入力後にパスワード入力画面が表示された場合は、パスキー認証の設定が完了していません。
4.
「パスキーを使用してサインインする」ポップアップが表示されたら、PCへのサインイン時に使用しているPINコード(暗証番号)を入力してください。
※PCへのサインインに「パスワード」を使用している場合、パスキーの選択画面は表示されません。
※PIN入力画面が表示されない、または登録済みのDIS-IDが表示されない場合は、ご利用のPCにはパスキーが保存されていません。
※PINコードを誤って入力すると再入力を求められます。正しく入力すると、自動的に次の画面へ進みます。
「別のパスキーを選択する」を選択すると、パスキーの選択画面が表示されます。
Windows Helloに保存されているパスキーは、赤枠の項目に表示されます。
赤枠の項目が表示されない場合は、ご利用のPCにパスキーが保存されていないか、Windows Helloが有効になっていない可能性があります。
※スマートフォンやセキュリティ キーは、あらかじめパスキーを保存している場合のみ利用できます。
パスキーを保存していない場合は、選択してもログインに使用できません。
5.
認証が完了すると、DIS-IDへのログインが行われ、iDATEN(韋駄天)の画面が表示されます。
※パスキー認証では、認証コードの通知や入力は発生しません。
以上でログイン手順の説明は終了です。
ログイン先をDIS-IDポータルに切り替える必要がある場合は、以下のガイドをご参照ください。
ログインできずにエラーになる場合
「セッションがタイムアウトしました。」と表示された場合は、「再認証」ボタンをクリックして、ログイン操作をやり直してください。
「認証器でログインする」ボタンをクリックしてから認証が完了するまでに時間がかかった場合や、
以前の認証情報がブラウザに残っている場合など、セッションが正しく引き継がれず、このエラーが表示されることがあります。
「再認証」をクリックしても画面が切り替わらない場合や、ログインできない場合は、一度ブラウザを閉じ、再度アクセスしてログインしてください。
その他のエラーが表示された場合は、以下の案内をご確認ください。
パスキー認証の設定を解除する方法
<ワンポイントアドバイス>
認証機器の追加購入などにより、パスワード認証に使用する【登録済みデバイス一覧】の追加・変更を行いたい場合、または何らかの理由でログインできなくなった場合は、以下の手順に従って対応してください。
【登録済みデバイスでログインできる場合】
1. 利用者ご自身で「多要素認証の設定」画面にアクセスし、認証方式を「メール認証」に変更してください。
2. 新しい機器でメール認証を使ってログインし、デバイス登録を行ってください。
3. デバイス登録が完了したら、認証方式を「パスキー認証」に戻してください。
【登録済みデバイスでログインできない場合】
1. 認証機器の紛失や買い替えなどによりログインできない場合は、
御社のDIS-ID管理者、または弊社営業担当へ「認証初期化」をご依頼ください。
※初期化後、認証方式は「メール認証」にリセットされます。
2. 新しい機器でメール認証を使ってログインし、デバイス登録を行ってください。
3. デバイス登録が完了したら、認証方式を「パスキー認証」に変更してください。
2025/06/27作成
2026/10/29更新