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Collaboration 第116回 「Webex クラウド録画をトリミングしてMP4ファイルでダウンロードする方法 ~ 画面収録ツール Vidcastのご紹介 ~」

こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社でシスココラボレーション製品の担当エンジニアをしております斎藤です。

 

Webexでクラウド録画を取得した際、不要なシーンをカットした(トリミング)状態で、録画をMP4ファイルダウンロードしたい、といった要望ございませんでしょうか。これまでWebex自体にエディター機能がありませんでしたので、動画ファイルの編集にはどうしても別途3rdパーティ製品を利用する必要があったのですが、いろいろ確認したところ「Vidcast(ヴィドキャスト)」という新機能を使うことで、動画ファイルのトリミングができることが分かりました!今回は、Vidcastの紹介とWebexクラウド録画をトリミングした状態でMP4ファイルにダウンロードする方法についてご紹介したいと思います。最後まで是非ご覧ください。

 

Vidcast(ヴィドキャスト)とは

Vidcastとは、Webexアカウントをお持ちであれば利用できる画面収録ツールです。元々、ビデオメッセージ作成を目的としてWebexの次世代開発チームが作成したツールのようで、Webexとは別サービスの位置づけではありますが、ある意味Webexの新機能の一つという認識でも間違いではないと思います。


Vidcastでは、ビデオメッセージの収録が可能です。また収録したビデオは、トリミングや別動画との連結、トランスクリプトやリアクションの追加など、これまでのWebexでは実現できなかったエディター機能が利用できますので、ビデオメッセージ収録に特化したツールになっているかと思います。

例えば、社長メッセージや全社案内をビデオで収録しようとした場合、一発撮りが難しかったり、収録にあたっていろいろと機材を用意したり、といった手間がありましたが、Vidcastを利用することで、簡単に収録と編集が実現できるようになります。1ビデオの収録時間は最大15分という制限はあるのですが、収録した動画同士は連結が可能なので、チャプターごとに収録をすれば、セミナーやトレーニング動画の収録としてご利用いただけると思います。

 

そんなVidcastですが、なんとWebexのクラウド録画をインポートすることができるようになっております!そして、Vidcast上で編集した動画はMP4ファイルでダウンロード可能です!つまり、これまでWebexのWebプレイヤー上でトリミングをしても、編集状態のMP4ダウンロードができなかった(編集前の元録画データのみMP4ダウンロードできた)ところが、Vidcastを経由することで、Webex録画を編集(トリミング)したデータをMP4ファイルに出力することが可能になっています!

それでは早速、Vidcastを使用したWebex録画を編集した状態でMP4ダウンロードする方法についてご紹介したいと思います。

 

Vidcastを使用したWebex録画を編集した状態でMP4ダウンロードする方法

まず、「https://app.vidcast.io/」にアクセスし、Webexアカウントでサインインします。

次に、「Library」>「Webex meetings」をクリックし、「Import Webex meeting」をクリックします。

編集してMP4ファイルに出力したいWebex録画を選択し、「Import Selected」をクリックします。この時、Webex側で録画のダウンロードを制限している場合はインポートできませんので、予め当該録画がダウンロードできる状態であることをご確認ください。

インポート完了を確認し、インポートされたファイルを選択します。インポート完了までは少々時間が掛かります(私の検証では約30分)ので、余裕を持った編集をお願いします。なお、インポートが完了すると通知メールが届きますので、通知を待ってVidcastポータルに再アクセスするでもよいと思います。

「Edit」をクリックし、動画を編集していきます。今回はトリミングメインで動画を編集します。トリミングは「Trim」をクリックします。

トリミングする範囲を、オレンジ枠のマウスドラッグ、もしくは下の時間をキーボード上下、で調整します。完了したら、「Save」をクリックします。この時、「Save Video as a new clip」を選択し、編集後ビデオは別ファイルとして保存してください。(「Save Video」の場合、ダウンロード時に編集が反映されない可能性があります)。

編集完了を待って、当該動画の「…」>「Download」をクリックします。こちらも編集完了まで少々時間がかかりますので、余裕を持った編集をお願いします。また、こちらも通知メールが届きますので、そちらを待ってVidcastポータル再アクセスでもよいと思います。

ダウンロードした動画を確認すると、ちゃんとトリミングされた状態のMP4ファイルダウンロードが確認いただけると思います。手順としては以上です。

Vidcastを使用した動画編集の注意点

(先にお伝えすべき内容だったかもしれないですが)よくあるフリーの動画編集ソフトと同様、Vidcastで編集した動画もダウンロードすると動画上の右上に「Vidcast」のウォーターマークが表示されます。フリーソフトに比べれば、Webexに付属するツールになりますので、ウォーターマーク表示による対外的な影響は少ないと思われますが、ダウンロード動画にウォーターマークは入ってしまう点は予めご注意いただければと思います。

もう一つ、VidcastではWebex録画以外の動画ファイルをVidcastにインポートすることができません。あらゆる動画ファイルの編集で使えるエディターではないので、今回ご紹介した内容は、あくまでもWebex録画をトリミングしたい場合の手順とご理解をいただければと思います。

 

今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。

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