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Collaboration 第147回 「Webex Calling のご紹介 その1~ 概要紹介 ~」

こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社でシスココラボレーション製品の担当エンジニアをしております斎藤です。

 

今回からWebex Calling をテーマに機能やアップデートをご紹介します。初回の今回は、WebexCalling の概要について紹介させていただきます。

 

■Webex Calling 概要

WebexCalling は、シスコシステムズが提供するクラウド型の電話サービスです。従来の電話機能はそのままに、固定電話(IPフォン)・ソフトフォン(アプリフォン)をハイブリッドでご利用いただける「クラウドPBX」というカテゴリのソリューションになります。日本国内では、2019年10月から提供開始されて以降、様々なアップデートを経て、今年、非常に注目が高まっている電話サービスになります。


WebexCalling の主な特長は以下の3点です。

 

1.ビジネス回線(0AB-J番号)がスマホで使える

WebexCalling はインターネット回線を通じて、0AB-J番号(東京03や大阪06といった市外局番付き電話番号)を、PCやスマートフォン、IPフォンといった、さまざまな端末で利用することができます。従来まで、オフィスに出社しないと電話に出られなかったところが、場所やデバイスを気にせず会社の電話にでることができますので、BCP対策にもつながる点は大きなメリットになっています。


2.企業・公共業務に必要な電話機能を網羅

ビジネスの電話と聞くと、保留や転送、ハントグループ(グループ着信)、IVR(自動音声応答)といった電話特有の機能を想像されるかと思いますが、WebexCallingではそれら電話機能はほぼすべて標準で提供されています。また、Webex Callingでは、ハードウェア(電話機やATAなど)もシスコ純正で提供できますので、現状の電話設計はそのままにスムーズなクラウド電話への移行を実現することができます。

また、それだけではなく、通話録音や文字起こしといった先進の機能に加え、最近ではAIを活用したノイズ除去(前回)や生成AIによる音声補正といった機能も提供されており、高品質かつ常に進化する電話を実現することができます。

 

 

3.リモートから管理・設定・監視を一元管理

WebexCallingは、ほかWebexと同様にWebダッシュボードである「Control Hub」から、管理・設定・監視の一元管理が可能です。ControlHubはGUIで直感的な操作ができますので、電話に詳しくない方でも簡単に電話番号の付け替えや宛先の変更ができます。リモートから電話の監視と設定変更ができるので、例えば、現場から電話が繋がらないアラートが上がった際、管理者はControl Hubから、簡単にトラブルシューティング(障害の切り分け)ができ、即座に設定変更することができます。これまで、何かあった際は、電話主装置(PBX)の設置先に赴いて設定確認をしなければいけなかったことを考えると、コスト削減にもつながる仕様になっています。


いかがでしたでしょうか。Webex Calling はこれからの電話を担う新しい電話システムですので、電話機のリプレイスを検討されているお客様は、是非一度Webex Callingをご検討いただければと思います。

 

また韋駄天には、Webex Calling 特設サイト(Webex Calling 販売支援サイト)を用意し、主な機能や構成など詳しくご紹介しておりますので、こちらも併せてご確認いただければと思います。

・CiscoWebex Calling販売支援サイト

 

今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

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