VMware Explore 2023にて発表された各種新製品について

こんにちは、VMware担当の及川です。

今回は、VMware Exploreにて発表された新製品などを中心についてご紹介させて頂きます。今年もオンラインからGeneral Sessionが視聴できるということで、オンラインからのサマリとなります。

General Sessionについては、以下のサイトより視聴可能です。

  • なるべく正確に情報を伝えるよう努力しておりますが、変更など発生が生じるケースもございますので、予めご了承ください。本内容については、上記動画を元に作成しております。

では、早速内容について説明致します。

開始のあいさつ

CEOである、Raghu Raghuramからでした。
去年のメッセージでもあったように、Communityについて触れていました、1000を越える顧客がコミュニティに参加しており、25年が経過しているそうです。すごい歴史ですね。

次に、BROADCOMについて触れていました。
マルチクラウド環境で実行されるワークロードのビジョンを前進させる。顧客とパートナーは、世界最高水準のセキュリティに支えられた、安定した成長を続ける強力なマルチクラウドやプラットフォームにアクセスできるようになり、あらゆるアプリケーションのイノベーションを加速できるようになるという、メッセージでした。

今後どのようになっていくか我々も注目していこうと思います。

今回のテーマについて

Generative AIとMULTI-CLOUDが今回のテーマとなります。先にMULTI-CLOUDに関する内容から発表がありました。

 マルチクラウドの浸透について話がありました。数年前、マルチクラウドを利用している人はほとんどいませんでした。しかし現在では、75%以上の人が2つのパブリッククラウドを利用しているか、あるいはそれ以上の人がプライベートクラウドを利用し、エッジを構築しています。

確かに普段対応させて頂いている案件でも、オンプレだけでなく、クラウドも急激に増えていますし、1つのクラウドだけではなく、複数のクラウドを利用されているお客様が多い印象です。大分マルチクラウドが浸透してきたように感じます。

Multi-Cloud

Cloud-Smartへのアプローチの方法として、4つの項目から、ソリューションの発表がありました。

「Accelerate App Delivery」アプリケーションの加速
→ Tanzu関連

「Modernize Cloud Infrastructure」モダンなクラウドインフラ
→ VMware Cloud Foundation(以下、VCF)関連

「Deliver Autonomous Workspaces」自律的なワークスペースの提供
→ WorkspaceONE(以下、WSO)やHorizon関連

「Enable the Software Edge」ソフトウェアEdgeの有効化
→ Edge ComputingとSASEの組み合わせたソリューションの紹介

Modernize Cloud Infrastructure関連

主な発表は以下5点です。

・VMware vSAN Max
・3倍高速化したVCFのUpgrade
・NSX+
・VPCをAPI経由で作成可能に
・ランサムウェアリカバリ

それでは、それぞれの中身を見ていきたいと思います。

VMware vSAN Max

こちらはペタバイト級のスケールとESAを採用したvSANのようです。モダンワークロードやモダンデータベースの要求をDisaggregated Storageで対応できるようになります。このvSAN Maxは、ストレージ専用として提供されているためコンピュートリソースとして提供されるvSphereの外部ストレージとして利用するようです。また、高度なSnapshotも対応しているとブログに記載されておりましたので、バックアップとしても使えるのでしょうか?いずれにしても、楽しみな製品ですね!!

仕様についてはKeynoteにて発表がありました。
これだけの容量とパフォーマンスがあれば、ほとんどの環境で利用できそうです。

スケーラビリティとキャパシティ:最大24データノード、8.6PBまで
パフォーマンス:3600万IOPS
コスト:30%TCO削減
Simplified operations:シングルインターフェース

こちらのブログでも紹介されておりますので、併せて参照ください。

3倍高速化したVCFのUpgrade

vSphere +では、複数のvCenter環境に分散しているESXi全体を計画し、アップグレードすることができます。また、VCFの顧客であれば、シームレスなインプレース・アップグレードを以前のリリースよりも3倍高速化し、何百ものステップを必要とする移行を行う必要もなくなります。

NSX+

SaaSによってL2からL7のネットワークが提供されます。また、一度定義したポリシーを複数のクラウドにまたがって適用できるため、運用も簡素化されています。
クラウドで提供される機能としては、Policy Mgmt、Intelligence、NDR、ALB、HCXとなっています。
※スライドはKeynoteとなります。

VPCをAPI経由で作成可能に

こちらはNSXと連携して、アプリケーション展開時にオンデマンドでVPCを展開できるような機能となります。スケーラブルなkubernetesオーケストレーションをVCFと一緒に提供することで、インフラストラクチャの開発者にも対応できるようにしました。現在パブリッククラウドで慣れ親しんでいるDevOpsチームがAPIを使用してオンデマンドでVPCを作成することができます。
どのようなネットワークの切り方になるのかなどは、これから詳細調べてみようと思います。

ランサムウェアリカバリ

ランサムウェアからの復旧を75%高速化するこのサービスを開始しました。そしてパブリッククラウド用のオプションを提供することでこの機能を拡張し、プライマリ・インフラストラクチャが完全に復旧している間、本番ワークロードをパブリッククラウドで実行できるようになりましたとのことです。

マルチクラウド環境でランサムウェアリカバリができるようになるため、DRの幅が広がり様々な要件にも柔軟に対応できるような未来がありますね。
※スライドはKeynoteとなります。

VMware Cloud Editions

VMware CloudのEditionsを5つ提供すると発表がありました!vSphere+、vSAN、NSX、Aria、HCXなど様々なソリューションが包括されているEditionとなります。

※スライドはKeynoteとなります。

Accelerate App Delivery

Tanzu関連については、以下2点となります。Keynoteでは、他の機能も紹介されていました。

・Tanzu Application Platformのアップデート
・Tanzu Intelligence Service

※スライドはKeynoteとなります。

Deliver Autonomous Workspace

WSO、Horizon関連は以下2点となります。

・Enhanced DEX Insight
・App On Demand

Enhanced DEX Insight

VMware Digital Employee Experience(DEX)は、ワークプレイスでの体験を測定し、データを分析して、高レベルの従業員エクスペリエンスの提供を支援し、発生した問題の修正を支援する VMware のソリューションです。今回は、分析用の対応デバイスが増え、異常検知の仕組みについても拡張されています。

App On Demand

次に、App on Demand ですが、オンプレミスのHorizon上で利用していた、 App VolumesをAzureやAWS、Citrix上などマルチクラウドで展開することが可能となります。これによりアプリ管理を一元化できるようになります。

Software Defined Edge

Edge関連の発表は1つでした。

・VMware Edge Cloud Orchestrator

VMware Edge Cloud Orchestrator

ゼロタッチで、Edgeデバイスとのネットワーク接続から、ESXiのインストール。さらに、アプリケーションの展開まで自動でプロビジョニングできるソリューションとなります。これにより、エッジコンピューティングのデプロイにおける負担を減らすことができます。

最近複数のソリューションを組み合わせて、自動化することでオペレーションを簡素化するようなソリューションが多く出てきているような気がしています。

GENERATIVE AI

最後にAIに関する内容です。

Enterprise企業向けのPrivateAIは、プライバシーな環境で、選択、コスト、パフォーマンス、コンプライアンスの観点が重要となります。 これらのニーズを解決するソリューションとして、VMware Private AI Foundation with NVIDIAが発表されました。これは、VMwareが提供するVCFとNVIDIAが提供するAI Enterpriseを組み合わせたソリューションとなります。大規模言語モデル(Llama 2、MPT、Falcon、NVIDIA NeMoなど)をカスタマイズして利用することで、セキュアでプライバシーが守られている環境にて、迅速に生成 AI を利用できるようになります。

さらにVMwareはPrivate AIのReference Architectureを用意しており、よりオープンなエコシステムを形成していこうとしています。

イノベーションアナウンスについて

最後のまとめとなりますが、今回発表された内容となります。

以上となります、最後まで読んで頂きありがとうございます。

VMwareの記事




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