図解!VMware製品で使えるOSの調べ方

皆様こんにちは。
VMware担当の佐久間です。

VMware製品をご購入いただく際にはVMware製品をのせるハードウェアやホストOS、さらにゲストOSとの互換性などを確認しなくてはなりませんね。
今回は、その際に活躍する「VMware Compatibility Guide」の使い方についてご説明します。

その名の通り、VMware製品とその他製品との互換性を確認するためのツールです。
必要な情報を選択すると、動作が確認されている製品が結果として表示されます。

表示されるもの以外は、動作の確認が取れていないということになります。

Compatibility Guideの使い方は難しいものではありません。
大きく分けると以下の4工程です。

分からないものがあれば、とりあえず「All」、もしくは何も選択せずに結果を表示してみてください。

実際にお問い合わせの多い内容について、手順を追ってみたいと思います。

この場合、Workstation上のゲストOSの互換性を確認します。

1. What are you looking forの部分で「GuestOS」を選択

2 .Product Nameの部分で「Workstation」を選択
3. Product Release Versionの部分で「All」を選択
4 .OS Family Nameの部分で「Windows XP」を選択
5. Update and Resultのボタンをクリック

6. 結果が表示されます

赤枠が結果です。

★レガシーサポートとは？★
レガシーサポートと表示が出るゲストOSについては、すでにOSの提供をしているベンダーのサポートが終了しています。
そのためVMware側でもサポートできる範囲が限られています。
新しいVMwareの各種機能のほとんどは、レガシーサポートOSのサポートをしないため、より新しいOSにしていただくことを推奨しています。

この場合、HostOSの互換性を確認します。

1. What are you looking forの部分で「HostOS」を選択
2. 出てきた選択肢の中から「VMware Workstation」を選択
（HostOSの対応状況はリンク先のKBで確認します）

3. 結果が表示されます

4. バージョン12でのサポート状況を調べます
「Supported host operating systems for VMware Workstation Pro 12.x (2129859)」をクリック

5.Windows 10のサポート状況を確認します

以上がHostOS、GuestOSのサポート状況の調べ方です。
今回はこの2例をご案内いたしましたが、そのほかの製品との互換性を調べる際も操作の流れは同様です。
とても便利なツールですので、皆様にご活用いただければ幸いです。