【最新版】vSANライセンス選定ポイントについて

皆様、こんにちは!
VMware担当の戸部です!

今回はvSANライセンスの選定ポイントについて、再度ご紹介いたします!
本コラムでは前回の内容にプラスして、お得なキャンペーン情報も記載しておりますので、ぜひ最後までご確認ください!!
※過去掲載分(2017/09/08)はこちら!

<そもそもvSANとは?>

vSANは複数台の物理サーバーの内蔵ディスク(SSD/HDD)を束ねて、1つの共有ストレージとして見せる技術です。
SSDをライトキャッシュ・リードキャッシュとして利用することで高いパフォーマンスを実現します。

vSAN共有データストア
  • vSAN共有データストアを構成するホストはキャッシュ用のSSDとキャパシティ用のSSD or HDDを最低1台ずつ搭載する必要があります。ディスクは1台のキャッシュ用SSDと最大7台までのキャパシティ用SSD or HDDを組み合わせたディスクグループ単位で管理されます。


vSANの特徴や構成イメージは下記ページにも記載があるので、こちらもぜひご覧ください!
http://www.idaten.ne.jp/portal/page/out/mss/vmware/vsan.html

< vSANライセンスの見積ポイント!>

vSANライセンスをお見積もりする際、下記点をご確認ください。

エディション vSANは3つのエディションのご用意がございますので、お客様のご要望をご確認ください。
vSAN6.7の各エディションの機能差は下の表にまとめております!

エディション

エディション比較については、VMwareの下記資料も併せてご参照ください。
(P.4に記載がございます)
https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/products/vsan/vmware-vsan-67-licensing-guide.pdf

ライセンスの購入単位 ライセンスは「CPU単位ライセンス」、「デスクトップライセンス」、「ROBOライセンス」の3種類が提供されています。

■CPU単位ライセンス
サーバー仮想化環境で使用します。物理サーバーのCPU実搭載数でカウントいたします。

■デスクトップライセンス
VDI環境でのみ使用可能なライセンスとなります。こちらはCCU(同時接続ユーザー数)でカウントします。
10ユーザー分と100ユーザー分のライセンスが用意されておりますので、ユーザー数に応じて購入頂く形となります。(1ユーザー単位での調整は出来ません)
また、Horizon 7 Advanced/EnterpriseのBundleライセンスにはvSAN Advanced相当のライセンスが付属されております。VDIの案件によってはHorizon Advanced/Enterpriseに変更頂いた方が安くご提供できるケースもあるかと思うので、是非ご検討ください。
※Horizon Add-onライセンスにはvSANライセンスは含まれておりませんので、ご注意ください!

■ROBO(Remote Office Brunch Office)ライセンス
リモートオフィスや支社などの小規模環境が各地に点在しているお客様向けのライセンスです。25VMパックでのご提供となります。
各リモートオフィスで最大25仮想マシン分利用可能で、この範囲を超える場合はCPU単位のライセンスを購入する必要があります。
ただし、ROBOライセンス→CPU単位ライセンスのアップグレードパスや変換パスは無いのでご注意ください!

また、vSANのライセンス単位はvSphereのライセンス単位と揃える必要があります。
例えば、CPU単位のvSphereを使用している場合、vSANライセンスもCPU単位でご購入いただく形となります。

保守 ライセンスのご購入の際はSupport & Subscription(SnS)の同時購入が必須となります。
最長5年まで契約可能ですので、契約年数をご確認下さい。
また、サポートレベルはProduction SnS (24時間365日対応)のみの対応となります。
※vSANのBasic SnS(平日8:00~20:00対応)は2018/8/9付で終息しました。


ちなみに、VMwareにはvSphereライセンスとvSANライセンスがセットになったHCI Kitという製品のご用意もあります。
これからvSAN環境を使用してみたい!というユーザー様におすすめの製品となりますので、こちらのライセンスもぜひご検討ください!
※HCI Kitライセンスについては、下記コラムに詳細があります!
http://www.idaten.ne.jp/portal/page/out/secolumn/vmware/column50.html

< vSAN 3 for 2 キックスタート キャンペーン!!>

このキャンペーンでは新規でvSANライセンスをご購入するお客様に限って、vSAN Standardライセンスを2ノード(4CPU)分の価格で3ノード(6CPU)分を購入することができます!!

vSAN 3 for 2 キックスタートキャンペーン

サーバーの仮想化・HCIの導入をご検討中のお客様にお勧めしやすいキャンペーンとなりますので、ぜひご案内いただければと思います!キャンペーン型番については弊社営業担当までご確認ください。

また、このキャンペーン型番にはAdvantage+の特価も適用できますので、こちらもぜひご活用ください!
※Advantage+について、下記ページの【パートナーになるメリット その1】に記載があります。
(閲覧の際は韋駄天へのログインが必要となります)
http://www.idaten.ne.jp/portal/page/in/mss/vmware/partner.html

キャンペーン期間 2019/4/1~2020/1/24

ご購入の際の注意事項!!!

  • 本キャンペーンの製品はお客様あたり1型番に制限されます。
  • キャンペーン製品のご購入対象者はvSANを新規購入されるお客様(エンドユーザー)のみとなります。
    既存でvSANを導入済みのお客様は購入不可です。
  • ライセンスのご購入の際、SnSの同時購入が必須となります。
    また、SnSには割引は適用されません。

その他の詳細についてはこちらからご確認ください!!


最後までご覧いただきありがとうございます。
本コラムがライセンス選定の助けになれば幸いです!!
最近暑くなってきましたので、熱中症には気を付けてください!

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