HP Proactive Insights
「HP Proactive Insights」は、クラウドベースのAIを活用したサービスで、マルチベンダーのデバイスに対して、ハードウェアおよびソフトウェアの洞察を提供します。問題が発生する前に、デバイスやアプリケーションなどの問題を監視、特定および予防することができ、また、従業員のIT環境に対する満足度を測定、追跡および改善することもできます。
サービス概要
クラウドベースで潜在的な問題を事前に検出
HP Proactive Insightsは、クラウドベースのAIを活用したサービスであり、マルチベンダーのデバイス環境でのハードウェアおよびソフトウェアの洞察が、Workforce Experienceプラットフォームの分析プラットフォームによって提供されます。
Workforce Experienceプラットフォーム:企業内のデバイスの稼働状況をリアルタイムで監視および予測し、デバイスの故障予兆やセキュリティリスクなど潜在的な問題を事前に検出する、機械学習に基づいた予測分析プラットフォーム。
HP Workforce Experienceプラットフォームが提供するサービス
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デバイスとアプリケーションの遠隔測定
マルチベンダー、マルチOSデバイスの完全な可視性と透明性を単一のダッシュボードで活用することで、IT部門によるデバイス全体の管理を容易にします。
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デバイスの性能監視
デバイスの健全性、パフォーマンス、セキュリティを監視し、実用的な洞察と分析に基づいてあらゆるニーズに対応することで、従業員のパフォーマンスと業務運営を改善します。
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AIによる問題予測
デバイスの不具合や故障の発生を予測し、従業員の勤務時間短縮につながる可能性のある不具合を、詳細な分析と通知でお知らせします。
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付加価値サービスの提供が可能
従業員の作業形態やパフォーマンスに応じて、必要なときに必要なデバイスをリフレッシュすることで、従業員の生産性を高めることが可能です。
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主要なエコシステムを支えるオープンAPI
従業員経験調査を実施して改善点を見つけ、戦略的にリソースを投下して従業員をよりよくサポートし、従業員のモチベーションを維持することで、従業員の満足度を維持します。
Workforce Experience プラットフォーム(旧Tech Pulse)は、デバイスの保守を目的としたテレメトリを収集し、デバイスのモニタリングやAIによる障害予測検出を可能にするHP独自のプラットフォームです。
システム要件
HP Proactive Insightsのシステム要件は使用する前に、オペレーティング システムおよびWebブラウザーが以下の要件を満たしていることを確認してください。
ハードウェア・ソフトウェア | 詳細 | |
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オペレーティングシステム | Windows | Windows 10(バージョン20H2以降) Windows 11 |
macOS | macOS High Sierra(バージョン10.13)以降 | |
Chrome OS | Chrome OS (バージョン76以降)が動作する HP Chromebook | |
サポート上の制限 | HP製以外のコンピューターでも問題ありません。ただし、Chromebook は特定のHPモデルのみをサポートしています。
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Webブラウザー | PC | [Google Chrome]の最新バージョン Microsoft Edge(Chromiumベース)の最新バージョン [Firefox]の最新バージョン [Safari]の最新バージョン |
携帯電話 | Chrome:Android v8.0以降~最新バージョン Safari:iOS 13.7以降~最新バージョン |
※スワイプで左右に移動します。
- ※本サービスを提供するハードウェア製品の合計台数は50台以上である必要があります。
サービス一覧
Workforce Experienceプラットフォームが提供 | ||
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分析 | マルチベンダー、マルチOSでの予測分析※1 | 製造元(Windows、Android、Mac、Chromebook )を問わず、ディスク、バッテリ、または温度のリスクがあるシステムを特定し、問題が発生する前に対策するための洞察を含む分析です。 |
ダッシュボード、インシデント、レポート※2 |
ダッシュボードが生成する概要レポートは、計画とコストの最適化およびサービス管理機能に関する洞察を含む分析を提供し、お客様が重要な業績評価指標を追跡する場合に役立ちます。 HP Proactive Insightsは、Workforce Experienceプラットフォームの分析プラットフォームを使用して、インベントリ、ハードウェ アとアプリケーションの状態、POSシステム周辺機器からの主要な統計などのデバイスデータを収集および監視します。 HP TechPulseポータルは、お客様のIT管理者に、登録済みのデバイスと企業レベルのダッシュボードに関するすべての詳細なデバイス分析とレポートを提供します。 |
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アクセシビリティ | カスタムの役割と権限 | Workforce Experienceプラットフォームポータル内でカスタムの役割を作成します。特定のタスクと権限を初期設定の役割に基づいて設定できます。 |
HPパートナー様向けマルチテナントビューのサポート | 複数のお客様を持つHPまたは認定パートナー様は、1回のログオンでポータルにアクセスし、複数のお客様のインシデントを確認、または、レポートを作成できます。 | |
アセットトラッキング | 自動更新の有効期限 | Chrome OSデバイスのデバイスレベルおよびフリートレベルのビューで、自動更新の有効期限(AUE) の日付を表示します。 |
デバイスのグループ化 | 階層のロケーションモデルに基づいた、デバイスの構成、グループ化、および表示が可能になります。 | |
デバイス位置情報の表示 | 最後に確認された大まかなデバイス位置情報が地図上に表示されます。 | |
展開 | 自動登録※3 | デバイスのシリアル番号をWorkforce Experienceプラットフォームポータルにアップロードすることにより、デバイスをお客様のHP Proactive Insights アカウントに自動登録することができます。これらのデバイス(HP Insights for Windowsのインストールが必要)は、サービスに最初に接続したときに自動登録されます。 |
一括展開 | お客様はアプリの展開ツールを活用して、HP Insights for Windowsの大規模な展開を行うことができます。 | |
従業員 体験 | 従業員体験調査の実施 | 調査を実施して、ITリソースに対する従業員の満足度を測定および追跡します。 |
ハードウェアおよびソフトウェアの正常性の監視 | パーツの予防交換 | HPは、製品保証に従って、バッテリやハードドライブの予防交換を行います。 |
HPバッテリの状態の 監視※4 | バッテリの状態、寿命、パフォーマンスを最適化します。 | |
インシデントの監視 | 優先度、種類、詳細情報、コメント、および推奨事項によって分類されたWorkforce Experienceプラットフォームポータル上の インシデントを通じて、バッテリ、ハードディスク、およびオペレーティングシステムの問題を検出および追跡します。 | |
インベントリおよび正常 性の監視※5、6 | デバイスとアプリケーションのインベントリおよびデバイスとオペレーティング システムの正常性を監視します。 | |
セキュリティコンプライ アンスの監視 | 暗号化、ファイアウォール、およびウイルス対策のポリシーに準拠していないデバイスを監視します。 | |
トラブル シューティング | Windowsの自己診断ツー ルへの簡易アクセス | 診断ツールへの簡易アクセスを提供します。これにより、エンドユーザーは、一般的な問題を社内のヘルプデスクにエスカレーションしなくても、自身でトラブルシューティングを行い、問題を解決することができます。 |
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HPサービス エキスパートが実施 | ||
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アドバイザリ サービス | ビジネスインサイトレポート※7 | HPは、デバイス環境のパフォーマンスを最適化するための洞察と推奨事項をプロアクティブに提供します。 |
※スワイプで左右に移動します。
- HP Proactive Insightsには、iOSデバイスの分析は含まれません。
- レポートのご利用に関しては、デバイスの種類、およびオペレーティング システムによって異なります。
- 2018年以降のHPデバイス(Windows 10バージョン1809以降)が対象となります。
- サポートされているHPプラットフォームのみ対象となります。
- デバイス状態の監視機能は、Windows 10 Mobileオペレーティング システムのデバイスではご利用いただけません。
- iOSデバイスの正常性レポートは残りディスク容量に制限されます。
- お客様が、250台以上のデバイスを登録した場合、追加のサポート機能としてビジネス インサイト レポートを提供します。ビジネス インサイト レポートの頻度と配信方法は、お客様によって異なる場合があります。
ご注意事項
- サービス購入後、90日以内に登録依頼を行っていただく必要があります。90日を超えますとサービスを提供できなくなる可能性があります。
- お客様登録後、お送りするウェルカムメールには、HP Insights for Windowsのダウンロードとインストール方法なども記載されていますのでご確認ください。
- HP Proactive Insightsサービスのご利用には、お客様にて、対象デバイスを登録いただく必要がありますので、ご了承ください。
- 本サービスを提供するハードウェア製品の合計台数は50台以上を推奨します。
開始に必要な登録
1. ユーザー登録 | 製品とサービスを同時購入した場合 | レター「HPサービスご登録のお願い」が製品に同梱されてお客さまの元に届きます。レターに記載されたURLにアクセスし、HP Proactive Insights登録専用ページで必要事項を入力します。 |
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ハードウェアとサービスを別々に購入した場合 | 「HP Proactive Insights登録のお願い」のメールが送信されます。メールに記載されたURLにアクセスし、登録専用ページで必要事項を入力します。 | |
ハードウェアとサービスを別々に購入した場合 (主にパートナー様) | 「HPサービス登録に関する重要なご案内」が納品されます。HP Proactive Insights専用PDFをダウンロードし、入力後、メールにて送付します。 | |
2. ウェルカムメール受信 |
お客様用のWorkforce Experienceプラットフォームテナント作成完了後、2通のウェルカムメールが、入力したシステム管理者のメールアドレスに送信されます。
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3. HP Insights for Windowsをインストール | ウェルカムメールに記載された「コンピューターの準備」ガイドに従い、対象デバイスにHP Insights for Windowsをインストールしてください。 | |
4. Workforce Experienceプラットフォームへのデバイス登録を確認 | 引き続きウェルカムメールに記載された「コンピューターの準備」ガイドに従い、ブラウザにて対象デバイスがWorkforce Experienceプラットフォームに登録されていることを確認してください。登録完了後、HP Proactive Insightsの全サービスをご利用いただけます。 |
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テクニカルドキュメント
詳しくはこちらをご確認ください。