
ローカル端末に隔離領域を生成
低コストでセキュアにリモートワーク
Soliton SecureWorkspace/Soliton SecureBrowser
ソリトンシステムズ
BCP対策の一つに、リモートワーク環境の整備がある。災害で出社ができなくなっても、自宅で仕事が行えれば業務を継続可能だ。そのためにはVDIなどで、持ち出し用PCや個人PCから、社内PCと同じ業務環境にアクセスできる状態にする必要がある。しかしVDIはサーバーやライセンスにかかるコストが高額になりがちなため、導入に二の足を踏んでいる企業も少なくないだろう。そこで活用したいのが、ソリトンシステムズの業務PCのデータレス化を実現するソフトウェア「Soliton SecureWorkspace」と、VPN機能内蔵のセキュアブラウザー「Soliton SecureBrowser」だ。
通常業務と同じ環境で作業可能
ソリトンシステムズの「Soliton SecureWorkspace」と「SolitonSecureBrowser」は、普段のリモートワークに加えて、BCP対策としてのリモートワーク環境の整備にも適したリモート業務ツールだ。PCにインストール済みのデスクトップアプリを隔離領域内で実行するため、普段と変わらないUIや操作性のまま安全にアプリを利用できる。ファイル操作もWindowsエクスプローラーと同様の操作感で行えるのだ。
ローカル端末に仮想領域を作る端末内仮想化方式のため、VDIなどと比べて大がかりなシステム投資が必要ない。省コストでデータレス環境を実現し、従業員が隔離領域から安全にブラウジングやファイル編集を実行可能な環境を作れるのだ。端末にはコンテナアプリをインストールするだけでよいため、BYOD(Bring Your OwnDevice)にも最適だ。
両製品共にローカル端末にデータを保存しないので、端末の紛失やデータ損失・情報漏えいリスクを大幅に低減できる。組織内の業務システムやファイルサーバーはもちろん、SaaSやクラウドサービスもセキュアに利用可能なため、社内で使うあらゆるシステムとの親和性が高いのだ。特許技術を取得している高度なセキュリティでデータの持ち出しを防止し、隔離領域内で動作するアプリのデータ受け渡しを抜け漏れなく制御する。さらにはFAT端末の処理性能を利用して動作するため、サーバー集約型のサービスと比較して動作が軽快だ。常時通信も不要となっている。

顧客の業務に合わせて製品を提案
Soliton SecureWorkspaceとSoliton SecureBrowserは利用環境に合わせて、専用ゲートウェイの「Soliton SecureGateway」を社内設置するオンプレミス版か、Soliton SecureGateway をクラウド上に配置するクラウド版のどちらかを選択可能だ。VDIなどに比べて短期間で簡単に利用開始できる。
リモートワークの際にブラウザー業務のみ行う場合はSoliton SecureBrowser、Officeアプリなども使う場合はSoliton SecureWorkspaceというように、顧客の希望に合わせて最適な製品を提案可能だ。自席と同じ環境でリモートワークを行いたい場合は、Windows標準のリモートデスクトップ接続を、Soliton SecureWorkspaceの隔離領域で使用する方法もお薦めできる。多様な希望に沿えるSoliton SecureWorkspace やSoliton SecureBrowser で、顧客のBCP対策のためのリモートワークをサポートしよう。
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