RemoteOperator Helpdesk

デバイスの画面やカメラ映像を共有することで遠隔地のトラブル対応を実現

RemoteOperator Helpdesk
インターコム

災害の影響で移動が制限される状況においても、従業員は事業を継続するため、自宅や避難先などさまざまな場所で業務を行うことが求められる。しかし、自宅や避難先で業務に使用しているデバイスにトラブルが生じてしまった場合、IT機器の操作に慣れていない従業員は途方に暮れてしまうことがあるだろう。こうした課題を解決するのが、インターコムが提供するリモートアクセスサービス「RemoteOperator Helpdesk」だ。

画面外のトラブルもリモートから解決

RemoteOperator Helpdesk の運用イメージ

インターコムの「RemoteOperator Helpdesk」は、接続先デバイスの画面確認やリモートコントロールを行えるサービスだ。PC、タブレット、スマートフォンなど、さまざまなデバイスに対応しており、Windows / Mac / iOS / AndroidとOSを問わず接続が可能だ。これにより、サポート対象がどのようなデバイスを利用していても、リモートからの支援が行える。ただし、モバイル端末では画面共有のみが可能であり、リモートコントロールは実行できない。
接続方法としては、不特定多数のデバイスに接続できる有人アクセスと常時接続が可能な無人アクセスの両方に対応している。そのため、サーバーメンテナンスや在宅勤務中の従業員デバイスに対するITサポートなど、幅広い用途での利用が可能だ。なお無人アクセスで登録できるのは、Windows端末のみとなっている。

デバイスの画面上で確認できない物理的な機器の状況を把握したい場合、スマートフォンのカメラ映像を共有する「カメラ共有」機能が活用できる。カメラ共有機能は、相手に分かりやすくポインターで操作箇所を指し示したり、映像を一時停止して詳細を確認したりすることが可能で、支援相手へ的確な対処方法を伝えやすい。

さらに画面共有機能とカメラ共有機能を併用することで、PC画面上の情報とカメラに映る物理的な機器本体の状況を同時に確認しながらサポートが可能だ。例えばネットワークのトラブル時には、PCの設定画面とネットワーク機器のLED点灯状態や配線状況を同時に確認しながらトラブル対応を行える。これにより、多様なサポートニーズに対応が可能となるのだ。

強固なセキュリティ運用を実現

RemoteOperator Helpdeskは、高度なセキュリティ機能を有している。通常のパスワード認証に加え、ワンタイムパスワードを用いた2要素認証やIDプロバイダーが提供する認証サービスと連携したシングルサインオン(SSO)に対応し、事前登録済みのIPアドレス/ MACアドレスのみのアクセスに制限する機能を備える。これにより、不正アクセスの抑止につなげられる。さらにオペレーターごとに利用できる機能の制限が行えるため、不正使用やオペレーターの操作ミスによる情報漏えいを防げるのだ。

また、インターコムの専任の担当者によるサポート体制が整っていることも特長だ。専用の電話やメールによる問い合わせを追加費用なしで無制限に受けられる。リモートサービスを初めて導入する企業でも、安心してサービスを利用できる。さらにRemoteOperator Helpdeskシリーズのサーバー稼働率は、99.999%以上の高可用性を実現している。安定した稼働でサービス停止の不安が少ない本サービスは、災害時などの緊急時でも有用だろう。
災害などにより従業員の移動が制限されるような状況でも、RemoteOperator Helpdeskを用いることで、情報システム担当はデバイスの急なトラブルに対してリモートアクセスで解決することが可能となるのだ。