アクロニス・ジャパン

データ保護に関わる三つの機能を統合
高度かつ効率的な情報資産の保護を実現

Acronis Cyber Protect 16
アクロニス・ジャパン

AIの悪用によってサイバー攻撃が増加しているだけでなく、手口も高度化している。こうしたサイバー攻撃への対策として、バックアップやアンチウイルスソフト、EDRといったさまざまなセキュリティソリューションが用いられている。しかし、これらのソリューションを個別に導入していると、管理が煩雑になってしまったり、似た機能を持つツールを重複して採用してしまったりしがちだ。この課題を解決するのが、アクロニス・ジャパンのサイバープロテクションサービス「Acronis Cyber Protect 16」だ。

AI ベースの振る舞い検知機能を搭載

組織全体のセキュリティやバックアップの状況を一目で把握できる。

組織全体のセキュリティやバックアップの状況を一目で把握できる。

「Acronis Cyber Protect 16」は、セキュリティ、バックアップとリカバリー、エンドポイント管理の三つの機能を統合した包括的なサイバープロテクションサービスだ。一つずつ機能を見ていこう。
まずはセキュリティの機能だ。AI / MLを活用した振る舞い検知を含む次世代型アンチウイルスエンジンを搭載しており、ゼロデイ攻撃などの未知の脅威にも対応できる。第三者機関によるテストでは、100%の検出率や誤検知ゼロといった高評価を得ており、パフォーマンス面でも「超高速」または「高速」と評価されている。さらに中堅・大企業向けのライセンス「Advanced Edition」では、追加費用なしでEDR機能が利用でき、インシデントの特定や封じ込め、影響範囲の分析といった高度な対応が可能だ。

分析結果はセキュリティの専門家でなくても理解可能な形で提供するため、IT部門以外の担当者でも迅速かつ的確に対応できる。
続いてバックアップとリカバリーの機能だ。多様な形式でのバックアップ機能を提供しており、任意のファイルやフォルダー単位から、システム全体のディスクイメージバックアップまで対応している。AI / MLによる振る舞い検知と連携しており、ランサムウェアからバックアップデータを保護する。バックアップ先としては、アクロニスのデータセンターを活用した「Acronis Cloud Storage」をオプションで利用できる。バックアップデータを物理的に離れた場所に保管する「オフサイトバックアップ」を実現する。データの復旧はワンクリックで行え、ITの専門知識がなくても迅速な対応が可能だ。さらに、災害時にはクラウド上でシステムを即時起動できるディザスタリカバリー機能も提供している。
最後にエンドポイント管理だ。脆弱性診断とパッチマネジメントにより、既知の脆弱性への対応を自動化できる。さらにHDDの状態監視やバックアップ設定、マルウェア対策スキャン、パッチ適用といった保護タスクの一元管理、URLフィルタリングによる悪質サイトへのアクセス防止も行える。エンドポイントに関する包括的な管理が可能だ。

法的要件への対応も支援

Acronis Cyber Protect 16は、「Microsoft 365」環境の保護にも対応している。「Microsoft OneDrive」「Microsoft Exchange Online」「Microsoft SharePoint」などのデータをクラウド間でバックアップできる。さらにMicrosoft 365 の全てのメールを保存する「Emailアーカイブ」機能を備える。メールデータは容量無制限のAcronis Cloud Storageにバックアップされる。「GDPR」(EU一般データ保護規則)などの規制準拠、また国内医療業界で求められる「3省2ガイドライン」をはじめとするコンプライアンスや法的要件への対応を支援する。

Acronis Cyber Protect 16はクラウドデプロイメントに対応しているため、企業はハードウェアを用意したり、メンテナンスを行ったりする必要がない。導入と運用にかかる負担を軽減できる。またIT事業者向けクラウドサービスプラットフォーム「Acronis CyberProtect Cloud」を利用することで、Acronis Cyber Protectの機能をSaaS形式で顧客に販売することも可能だ。
セキュリティ、バックアップとリカバリー、エンドポイント管理の機能を統合したAcronis Cyber Protect 16を提案することで、顧客の情報資産を保護するとともに、運用の効率化を実現しよう。