HPE Solution for VMware vSAN Ready Nodeとは
HPEの幅広いサーバーラインアップにVMware vSANで構成したシンプルなHCI(ハイパーコンバージドインフラ)。コスト重視の仮想化統合から、物理 DB サーバーも混在する統合基盤、VDI基盤のリニューアルなど、あらゆる要求に応える最適なプラットフォームを選択可能です。
HPE Solutions for VMware vSAN Ready Node
3つの特長
1. もっともシンプルなHCIを、あらゆる要件に最適なプラットフォームで



第4世代AMD EPYC™プロセッサーを搭載するHPE ProLiant DL325/DL345 Gen11は、1ソケット機ながら96コア/192スレッド、12チャネルのDDR5メモリ、128レーンのPCI Express 5.0というハイスペックを誇ります。物理CPU数で課金される各種ソフトウェア/ミドルウェアのライセンスコストを削減し、導入費用を大幅に抑制。vSAN ESAの最小プロファイルであるAF-0のvSAN ReadyNode認定を取得しており、1ソケット16コアでコストを抑えて最新のvSAN ESAを導入可能です。



第4世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを採用するHPE ProLiant DL360/380 Gen11は、世界で最も支持されている2ソケットサーバーシリーズです。業界に先駆けて実装したシリコンレベルのセキュリティ技術(Silicon Root of Trust)を、RAIDコントローラーやNIC等のオプションにも拡大。さらに、TPM 2.0をマザーボードに標準搭載するなどセキュリティ機能をいっそう強化しています。vSAN ReadyNodeによる高信頼システムの実現に、「一歩先行くサーバー」をお選びください。



ブレード型コンポーザブルインフラストラクチャ製品HPE Synergyは、物理サーバーやネットワークを含め、vSANシステムを構成するすべての機器をコンパクトな10Uサイズに統合します。All NVMeに準拠し、25Gbps以上の広帯域ネットワークが必要なvSAN ESAなど、ソフトウェアデファインドストレージ環境に最適です。EDSFF規格のNVMeに対応し最大8本のディスクを搭載することが可能。ブレード型にもかかわらず大容量のローカルストレージを構成できるのはHPE Synergyならではです。
2. HPE SynegyならまるでオーダーメイドのHCIのように自由に構成
vSphere、vSAN、そしてVCFへ
VMwareに最適な統合インフラがここに。
HPE Synergyは、サーバー/ストレージ/ToRスイッチを1フレーム内に収容できる統合型インフラ製品です。VMware vSphere®による仮想化基盤、VMware vSAN™ベースのHCIシステム、そしてVMware Cloud Foundation(VCF)によるハイブリッドクラウド環境まで、VMwareソリューションに最適なプラットフォームとなります。コンパクトなコンピュートモジュールはHPE Synergy 480 Gen11へと進化。HPE GreenLake for Compute Ops Management OneView Editionに対応し、管理サーバー不要のクラウドベースの運用管理が可能になりました。
もっと簡単に
HPE Synergyなら、構成機器のシンプル化と運用の自動化により、システム管理にかかる負荷を大幅に軽減できます。
もっと柔軟に
HPE Synergyなら、物理環境と仮想化環境をひとつのリソースプールとして扱え、あらゆるワークロードに対応できます。
もっと迅速に
HPE Synergyなら、パブリッククラウドと同等の扱いやすさとスピード感でオンプレミスシステムを利用できます。
HPE Synergy
あらゆるワークロードを単一システムに統合


❶ コンポーザー:リソースの自動検知、構成および再構成するためのマネジメント機能を提供
❷ ファブリックモジュール:ToRスイッチ不要でコアスイッチに接続し、ネットワークの複雑性を解消
❸ コンピュートモジュール:ハーフハイトに2CPUを搭載、前面にNVMe SSDを最大8基搭載可能
❹ ストレージモジュール:コンピュートモジュールに対してSDS/DAS/SAN環境を自由に提供
❺ フレーム:各種モジュールを収容し、ラックスケールの単一リソースプールを実現

コンパクトなブレードに
1Uサーバーと同等の拡張性
HPE Synergy 480 Gen11コンピュートモジュールは、ハーフハイトのサーバーブレードながら、1Uラックマウント型サーバーHPE ProLiant DL360 Gen11と同等の拡張性を備えています。インテル® Xeon® Platinum 8480プロセッサーを最大2CPU/56C、32メモリスロットに最大8TBの大容量メモリを搭載可能です。また、HPE Synergyはフレーム内にHPE Synergy D3940ストレージモジュールを収容できるため、より大容量の内蔵ストレージをご利用いただけます。

最大8ドライブの
NVMe SSDをブレード前面に搭載可能
HPE Synergy 480 Gen11コンピュートモジュールは、NVMe SSDの新しいフォームファクターEDSFF(Enterprise and Data Center Standard Form Factor)の採用により、ブレードの前面に最大8本のドライブを搭載可能になりました。OSブート専用にNVMe M.2ドライブをRAID1で構成できる内蔵NS204i-d Gen11コントローラーを利用すれば、搭載されたすべてのEDSFFをデータ専用としてご利用いただけます。内蔵ドライブで大容量ストレージを構成可能なHPE Synergyは、vSANをはじめとするSDS用途にも最適なソリューションとなります。

1Uサーバー比で約40%減、
圧倒的な省スペース性
HPE Synergyは、高さ10UのHPE Synergy 12000フレームに最大12サーバーブレードとスイッチを収容可能です。1Uラックマウント型サーバー12台とスイッチを組み合わせた構成との比較で、約40%の省スペース化を実現します。ラックスペースを大幅に削減するだけでなく、総重量の抑制に貢献できることにもご注目ください。

LANとSANを統合し
安価に広帯域を手に入れる
HPE Synergyに搭載可能なコンバージドネットワークアダプター(CNA)は、1枚のカードで最大50 Gb×2本の帯域を提供します。CNAは、HPE Synergyバーチャルコネクト100Gb F32モジュールとの接続時に、25Gb/50Gbのポートを最大8つのネットワークに分割できます。分割された接続はEthernet用FlexNICまたはFC用FlexHBAとして設定できるため、LANおよびSANの用途に柔軟な割り当てが可能です。さらに、CNAとバーチャルコネクトはフレーム内のバックプレーンを介して接続するため、ダウンリンクごとにSFPポートを必要とせず安価により多くの接続を構成できます。

管理用サーバー不要、
クラウドベースのサーバー管理
HPE Synergyでは、クラウドベースのサーバー管理サービス「HPE Compute Ops Management OneView Edition」をご利用いただけます。多数の店舗や拠点、工場などで稼働するHPE ProLiantサーバーとともに、データセンター内で稼働するHPE Synergyを統合的に管理。専用サーバーなしで多数サーバー群を効率的に管理できます。
3. HPEなら一つの窓口でワンストップサポート

製品ラインアップ


「クラウドベースのサーバー管理」を実現
HPE ProLiant Gen11サーバーでは、クラウドベースのサーバー管理サービス「HPE GreenLake for Compute Ops Management」をご利用いただけます。「管理用サーバー不要」で、多数の店舗や拠点、工場などで稼働するエッジサーバーの管理をひとつに集約でき、データセンターで運用する多数のサーバー群の管理も効率化できます。
導入事例

全社情報基盤の最適化に向けた取り組みを全力で推進HPE Synergy + VMware vSANを採用し、俊敏で柔軟なインフラを実現
IT投資対効果の最大化と運用管理の効率化にも大きく貢献