製品情報
NativeEdge
Dell NativeEdgeとは
デル・テクノロジーズ が開発したハイパーバイザーを搭載した仮想化システム(スタンドアロン・HCI クラスタ)です。
この仮想環境を管理運用するためにDell Automation Platform(DAP)が必要です。
デル・テクノロジーズ が作ったNativeEdge OSを使った仮想環境
中小規模向け(1クラスタ最大4台、機能は必要最小限)
安価(外付けストレージは接続可能だけど、なくても動く)
ハードもソフト(OS)も保守は窓口一本化(タライ回しナシ)
オンプレミス版DAPのコンポーネント
DAPにはSaaS版とオンプレミス版がありますが、オンプレミス版の場合はコンテナ基盤を予めご用意いただく必要があります
オンプレミス版DAPを導入するには、次のコンポーネントが必要です。
・ホスト:VMもしくはベアメタル環境*
・コンテナレジストリ:DAPの実行基盤としてKubernetesクラスタが必要です
| カテゴリ | Dell Automation Platform (Container) | Dell Automation Platform (VM) |
|---|---|---|
| OS | Ubuntu | OVA** |
| vCPU | 16 | 32 |
| メモリ | 32GB | 64GB |
| 容量 | 1TB | 2TB |
* デル・テクノロジーズ ではホスト Hypervisor(ゲスト)用のライセンスは提供していません
** オーケストレーターOVAのデプロイにはvCenterが必要で、レジストリVMを別途用意する必要はありません
以下のFQDNは、Dell Automation PlatformホストのスタティックIP設定が必要で、エンドポイントから到達可能である必要があります。
・portal.hostname.domain.edge
・orchestrator.hostname.domain.edge
・mtls-orchestrator.hostname.domain.edg
・mtls-recovery-orchestrator.hostname.domain.edge
Dell NativeEdge OSとは
Dell Automation Platform
ポータル | カタログ | オーケストレーター
・NativeEdgeエンドポイントのインストールと管理機能
・アプリケーションのインストールと管理機能
・SaaS もしくはローカルへの導入
・お客さま所有の既存コンテナ環境への導入
・オンプレミス版のDell Automation Platformはインターネットアクセスは必須ではありません
Dell NativeEdge OS
軽量 | ハイパーバイザー | コンテナランタイム
・電源投入後OSは自動インストールされる
・KVMベース
・VMを動かせます
・静止および転送中のデータに対するゼロトラスト・セキュリティ
ライセンス
DAPとNativeEdgeの両方で仮想環境を構成します。ライセンスはDAPにはかからず(¥0)、エンドポイントにかかります。エンドポイントは、
1年・3年・4年・5年
の4種類の期間と「スタンダード」か「アドバンス」かのいずれか、エンドポイントのカテゴリーによって価格が異なります。
たとえば、R360(カテゴリー1)のスタンダード(シングル)構成で3年のサブスクリプションだった場合、1エンドポイント(ソケット数やコア数は関係ありません)あたり定価で¥429,857.-(2025年12月時点)です。これはライセンスの価格ですので、そのほかに保守費用や必要であればデプロイメントの費用が加算されます。
カテゴリーや価格は頻繁に改訂されるため、都度お問い合わせください。
| カテゴリー1 | カテゴリー2 | カテゴリー3 |
|---|---|---|
| Edge Gateway: GW3200, GW5200 PCs: OptiPlex XE4 SFF, Precision 5860 XL Tower, T160, T360, R360, R260 |
PCs: Precision 7960 XL Rack, Precision 7960 XL Tower PowerEdge: Chassis XR4000r, XR4000z, XR8000 SLEDs XR4510c, XR4520c, XR8610t, XR8620t, XR5610, T560 |
PowerEdge: XR7620, R760, R660, R760xs, R660xs & R770 |
NativeEdgeエンドポイント
NativeEdgeで利用できるサーバーおよびワークステーション
安全にオンボーディング(登録およびインストール)する
ゼロトラスト、工場出荷からゼロタッチ
ファクトリーインストールOSを入れて出荷
極小Linux
・工場出荷時にデルがインストール
・セキュアブートによるデルのデジタル署名付き
・デル製以外のOSは起動しない
・完全不変のため、いつでも同じ方法で起動可能
・BIOSロック、パスワードなし、データディスク暗号化
・エンドポイントをDell Automation Platformにリダイレクトする設定済みのFQDNを検索
・ログイン不要、キーボードも不要
・盗難にあった場合、デバイスは「brick」になる
Trusted Platform Module
マザーボード上の暗号化チップ
・暗号化キーを保存 - ハードコード化されたデバイスの一意のID /不変
・ローカルの暗号化キーは、オンボーディング時にDell Automation Platformの「バウチャー」と一致し、一対となります。
ゼロトラストによるエキュアオンボーディング
データ保護と高い可用性
エッジ向け高可用性クラスタ
【高可用性】
- VMwareの乗り換え先として -
・Orchestratorによるデプロイの自動化
・各エンドポイントのドライブを共有ストレージとして利用
・vMotionのようにエンドポイント間をホストがLive migration可能
・VMの高可用性 - VMの自動再起動
・DRS のような自動インテリジェント負荷分散
・アフィニティルール - 2つのVMが同じホスト上で動作することを避ける
・クラスタレベルでの無停止型ライフサイクル集中管理
・同じブループリントを使用してVMとアプリケーションをデプロイする
・クラスターは3ノード構成から、ダウンタイムなしで4ノードまで拡張できる
・コンテナやVMはクラスタ化されたホスト内の共有されていないボリュームに展開可能です
・単一エンドポイント障害耐性、ドライブ故障耐性を考慮
・NativeEdgeはCeph(オープンソースのソフトウェアデファインドストレージ) を活用して共有ストレージを構成
・自己修復・自己管理機能により、高い可用性と信頼性を確保
・保存データの二重化 - データは共有ストレージに2回書き込まれます
・圧縮機能は、元のサイズの87.5%以下に圧縮できる場合に使用されます(無駄に圧縮するとパフォーマンスが悪くなる)
自動ロードバランス
スムーズなパフォーマンスと最適なリソース活用を保証します
ホストとVMへの親和性
HAグループ
スナップショット
VMスナップショット
仮想マシンが展開されているすべてのエンドポイントでサポートされます。
・スナップショットは、仮想マシンのディスク状態とメモリのポイントインタイムコピー
・仮想マシンをシャットダウンすることなく、利用可能なスナップショットに復元可能
・スナップショットが作成されると、それ以降の書き込みを可能にするための新しい仮想ディスクが作成され、元の仮想ディスクは読み取り専用状態となる
・後続のスナップショットには差分データのみを保持する(ポイントインタイム方式は「バッキングチェーン」と呼ばれ、以降のスナップショットはデルタデータ(差分)のみを保持します。その結果、スナップショット・ファイルは小さいまま連鎖します)
Snapshot Overview
親スナップショットへの切り戻し例
親スナップショット削除の例
Feature limits for 3.1
・VMスナップショットは常にディスク状態とメモリをスナップする
-スナップショットのサイズは、データの変更と使用中のメモリに基づく
-アタッチされた ISOディスク(仮想CD-ROMなど)はスナップしない
・各VMは最大10スナップショットをサポート
・スナップショットのスケジューリングは 3.1リリースではサポートされていません。
・PCIe、USB、その他パススルーを使用したVMのスナップショットはサポートされていません。
・外部のvCenterや Kubernetesのスナップショットはサポートされていません。
・作成後のスナップショット名の変更はできません。
外付けストレージとデータ保護
外付けストレージとの iSCSI接続
・複数のターゲットから複数のボリュームを検出し、フォーマットする
・マルチパス
・CHAP
・PowerStore、PowerVault、他社製ストレージとの接続
データ保護
・PPDMからDell Automation Platformへの接続
・VMは自動検出される
・保護ポリシーの作成とバックアップのスケジュール
・必要に応じて新しいVMにリストアする
・エージェントベースのゲスト内バックアップもサポート
NativeEdgeの DC/ROBOへの展開と小さめクラスターDC
優れたセキュリティとday 0体験を簡単運用管理で
1. NativeEdgeは、CPU数、CPUコア数、VM数単位ではなく、ノードごとにライセンス価格が設定されています(是非一度お見積もりご依頼ください)
2. PPDMへのVMバックアップが可能、および他社製のバックアップソフトウェアと統合するためのAPIが利用可能
3. 現在シングルノード(スタンドアロン)で利用可能ですが、クラスタ構成の場合の外部ストレージは2026年半ばに利用可能
vSphereからのVMインポート
vCenterからの自動インポート
NativeEdgeへの移行とVMwareとの互換性の維持
アップデートサマリ
2026年1月までのアップデートサマリ
・高可用性クラスタリング、ポリシーベースのロードバランシング、合理化されたVMwareVMインポートにより、仮想化ワークロード管理を強化
・既存のデル製ハードウェアやサードパーティ製ハードウェアを、ゼロタッチのオンボーディングと統合制御でサポートし、多様なインフラにシームレスなスケーラビリティを提供
・集中認証や D@RE(Data at Rest Encryption)の連邦政府コンプライアンスを含む高度なセキュリティ機能により、強固な保護を実現
・GPU構成を簡素化する NVIDIA AI Enterprise ライセンスの統合
・NVIDIA SDK (ソフトウェア開発キット) を統合した新しいAI最適化ブループリント対応
・NativeEdgeエンドポイントの追加サポート
PowerEdge R260、R360、R670、R770、R6715、R6725、R7715、R7725、T360、T560 ※今後も順次増やしていきます
・PowerProtect Data Manager との外部バックアップ統合
・Dell Automation Platformとの統合
・2025/12/08 Heroes SE MEETUPにてデル・テクノロジーズ認定パートナー様へ公開
・日本でのNativeEdgeハンズオントレーニング開催(予約制)
FAQ
NativeEdgeは デル・テクノロジーズ 製以外のハードウェアや既存の デル・テクノロジーズ 製ハードウェア(ブラウンフィールド)でも動作しますか?
Dell NativeEdgeと互換性のあるバックアップソリューションにはどのようなものがありますか?
NativeEdgeで展開し、Orchestratorで管理できるアプリケーションは何がありますか?
NativeEdgeシステムはユーザーまたは認定パートナーが自営構築資格を持っていなくても構築可能ですか?
NativeEdgeシステムの概要資料などはどこにありますか?
NativeEdgeシステムに興味があり、実際に触ってみたいのですが、トレーニングはありますか?
NativeEdgeシステムに関する導入前の質問等は受け付けてもらえますか?
お客様が現在利用中の仮想環境がありますが、その環境を詳細に調査するためのツールはありますか?
NativeEdgeの提案の機会がありますが、お客様の要件に合わせてサイジングを行うためのツールはありますか?
NativeEdgeを利用したクラスタ構成での最小構成は何台からですか?
インターネット接続のないネットワークでも DAP/NativeEdge は使えますか?
DNSやNTPは必須でしょうか?
仮想GPUは利用できますか?
DAP へのインバウンド通信を許可する必要はありますか?
DAP と Dell Private Cloud (DPC)、VMware/AHV/Nutanix および Dell NativeEdge の関係性について教えてください?
NativeEdge にはどのような機能がありますか?
Dell NativeEdgeはメモリオーバーコミットはできますか?
NativeEdge のライセンスは CPU(ソケット数やコア数)単位ではないのでしょうか?
NativeEdge の外付けストレージとして NAS は使用できますか?
NativeEdgeのクラスターやノードのリカバリについてのドキュメントはありますか?
DHCPサーバーでのクライアントVMの自動IP設定は必須ですか?
HPのVM Essentialsに対しての強みは?
DAP をNativeEdge上に配置できますか?
デル・テクノロジーズのラボを利用して動作検証を行うことは可能でしょうか?
共有ストレージとして、Ceph 以外の選択肢はありますか?
NativeEdge 上で動作するゲスト VM とサードパーティ製品との互換性については KVM が対応しているものについては動作しますか?
